心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

食いちらかし上等という考え方を身につける

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まさに、長男は「食い散らかしOK」という感じです。

でも私は、それが羨ましくて
一応、応援しています。

私自身は子どもの頃に

「習い事は10年続けなやめたらあかん」

と母から言われ続け、それを正しいと思い
素直な子どもでしたので、10年は続けるという
私にとっては、ツライ子ども時代を過ごすことになりました。

3歳から始めたバレエは中1まで
4歳からのピアノは高校生までと続けましたが

この二つの習い事に関しては
「そもそも、そんな小さい頃に
ほんとうに私がやりたいと言ったのか?」
という疑問はいつももっていましたが…

その後もいろいろ習い事をしますが
ずっと「細く長く続けなあかん」「ものになるまで…」
と言われ続けていたので
長く続ける習慣は、まったく苦ではなくて、勝手に身についています。

それはそれで、私の中での力になっていて
たまにですが
「やっていてよかった」と感じることがあります。

でも、子育てでは、息子たちが「やりたい」と言ったこと
やらせたいと思ってやってきました。
やめたければ、いつでもやめていいし。
それでないとしんどくなるのは、一番よくわかっています。


長男は
年長くらいから「サッカーやりたい」と言って、始めました。
(やりたいことをやればいい)

4年くらいで「やっぱり野球がやりたい」と。
(やりたいことをやればいい…)

そして、6年で「やっぱりサッカー」に…。
(ちょっと見切るのが早すぎないか?でもやりたいことをやればいい…)

でも、地域のチームに属していたので
さすがに、同じ地域でサッカーから野球に変わったことだけでも
なかなか、大変なのに
また同じサッカーチームに戻るというのは、私も躊躇しましたが
本人もそう思ったようで
曜日もなかなか合わず
遠くのフットサルチームへ日曜日のみ通いました。

それでも本人は楽しんでいました。(よかった)

で、中学に入ると
ソフトテニスするわ」
(えっ…? サッカーは?)

たぶん、サッカーや野球は結構できる子が多いのでしょうね。
そこで出たソフトテニス。(…なるほどね〜。)

高校では、硬式テニスをしたかったようだけれど
クラブがなくて、習いにいく場所も体験で連れてって(車)というので
送ったこともありましたが、みんなが上手いことに気後れしたのではないかと思います。
(ま、体験をしたいと自分で言い出すところは成長か…?)

その話はなくなり

高校ではバドミントンを始めました。
ソフトテニスからのバドミントン…ま、妥当な線。)

それでも3年間楽しくやっていました。

大学でバドミントンをやりたかったようですが
クラブがなくて
奈良の地域でやっているバドミントンクラブに行っているようです。

いつも、周りの人の目を気にしている節があったので
自分で探して、不便な場所へ自分で通う魅力を見つけたのだと思うと
嬉しく感じています。
(まだ、最近初めたばかりなので、今後の展開があるかも…)

逆に、次男は兄を追いかけて
気がついた時からサッカーをしていました。
現在、高2ですがサッカーを続けています。対照的な兄弟。

長男が、食い散らかしている様子を側で見ていると
とても不安になることが多かったです。
習い事だけではなく、いろいろな面で同様のことがあります。

でも少しずつ落ち着き始めたかも(?)と思うと
それを経験しないと今がなかったのだろう
ということにすると何となくの落ち着けます。

でも、今がなくても
もっともっと食い散らかしOKだと
思っていきたいというのが私の理想です。

40代50代のミドル層のサラリーマンへむけた「大人の週末起業」藤井孝一

Kindle本を耳読しています。

 

 

読み終えるまでの平均的な時間(2時間45分)

 

私も定年退職まで、10年を切った立場なのでとても気になった1冊。

定年を目前に控えた、私たちアラフィフ時代へ向けた、会社にいながらビジネスを起業するための指南書となっています。

小説風に書かれているので読みやすいです。

 

人生100年時代」となって、辞めてからが長くなる老後に対する不安が非常に大きい。
そして、多くの企業では副業も解禁となり、辞めずに始めるという考え方は、身近に感じられるようになってきました。

この本では、長年組織で働いた面が、メリットとなる部分と、デメリットとなる部分とが具体的に挙げられていて、
安易に会社を辞めないことや、安易に法人化しないことなど

実際の経験者でないとわからない具体的なアドバイスが多いです。

 

週末起業についての、準備を考えてみようかな、という気持ちになる本です。

少しでも、心を揺さぶられた方は、ぜひご一読を。

 

大人の週末起業

大人の週末起業

 

 

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父のこと #11浪人長男の居候生活(下)

そういったことを、長男は電話で私に伝え 

「オカンがそんな風に思われて、悪い」と私に謝った。 

その言葉は、とても嬉しかった。 

 

私の母は、褒めて育てるタイプではなく 

とにかくダメだし、叱咤ばかりで私を育てた。 

 

だから、そう言った言い回しは、想像もつき 

どういうことを言えば、人が傷つくのかというのを 

母は、無意識で感じているのではないかとも思っている。 

 

結局、予備校をやめようとしたが 

前金一括での支払うタイプの予備校だったため 

特に、退学というシステムのもなく 

「また気が向けばきてください」ということで 

12月くらいには、気が向いた長男は少し出席したようだった。 

 

その後は、長男の強固な態度から 

自宅浪人も事実上、受け入れられ 

特に勉強もせず、実家でのんびりと浪人生活を送っていた。 

 

時代が違ったら進路先は無いだろうが、今の時代なんなとあり 

進学することになった。 

 

受験とはまったく関係が無いが 

この1年間に 

祖父と孫(私の父親と長男)との議論、言い合いが 

白熱してきていたらしい。 

 

内容は、浪人に対してではなく 

政治の話や世間の話など、私の小さい頃とそっくり。 

 

長男も私と同じ気質を持っているようで 

意見を押しつけられるのがイヤで、反論するが 

上手く最後までは言えず 

また更に父親は、歳とともに頑固老人になっており 

後で聞いたところによると 

いつも言い合っていたとのことだった。 

 

浪人で居候させてもらっておいて 

予備校も不登校になっていて 

 

もし、私なら浪人をしているだけで 

負い目を感じてしまうくらいなのに 

 

どの口が言っているのか、と私は思うが 

そこが、私と長男との違いであった。 

「それはそれ」 

長男の楽天的なところにはつくづく驚かされる。 

 

祖父母(両親)もそんな姿を見ながら 

私と長男を、やっぱり親子だと感じていたらしい。 

「お母さんと、よう似てるわ」 

と言われていたと、後になって聞いた。 

 

父と私の親子関係は、時代を超えて 

父親と長男との、祖父と孫の関係になっていた。 

 

今の私は、少し他人ごととして 

眺めていられる立場になっていた。 

 

 

(補足 )
ここに書き出しただけでは、好きなようにやらせているように感じられるかも知れないですが、浪人するにあたっての覚え書きを家族で作成し、そこには、翌年の3月時点で居候を終了することや、希望進路でなくても進学か就職をすること、長男が逃げとして考えられるような内容については、特に細かく設定し、了解させました。

その意図としては、タイムリミットがある中で、自分が今何をするのかというところは押さえられるようにという親の思いです。そして、その結果が、どういうものであったとしても、居候の浪人生活は、経験値としてプラスとなるだろうと考えていました。目の前の現実から、いつも逃げてきた長男に対して、自分自身が言い出したことの結末に対して、自分で責任を取ることを、身をもって体験させたかったという思いがありました。

父のこと #11浪人長男の居候生活(上)

 

うちの長男は、浪人時代を私の実家で過ごした。 

 

そもそも、高校3年生でもあまり勉強しておらず 

長男本人も、保険のつもりか 

推薦入試受験の帰りに、実家にお願いに行っていた。 

帰りにお願いに行ったこと。これには、私も激怒した。 

 

でも一般入試も受けたい、それもたくさん受けたいと言う。 

実家の私の両親には、 

「浪人すると思うから、ここから予備校へ通わせてほしい」 

とお願いしに行っているのに 

 

「とりあえず、一般入試も受けたい」って? 

それもたくさん・・・ 

 

結果から言うと、後で誰の責任にもしないように 

長男の言い分を尊重して 

家族で話し合い、すべて飲んだ。 

そして、浪人。 

 

3月末から実家に居候し 

予備校に通い出す。 

 

高校3年間、勉強をしてこなかった長男は 

なんとかクラブで学校生活を楽しみ、保っていた。 

予備校での生活は、慣れずにしんどかった様子で 

7月頃から、通わなくなっていった。 

 

私は、もともと実家にあまり帰りたくなかったし 

距離を置きたかった。 

 

それを長男も知っていた。 

だから、あえてなのか 

たまたま実家の立地の問題なのかは 

尋ねたことはないが 

 

実家への居候を希望したときには 

実は、唖然とした。 

 

でも、実家への居候に関して 

私が反対する理由もないので、許した。 

そして正式に、こちらから親子3人でお願いに行った。 

 

とりあえず、空いていた部屋に住めるようにしてもらい 

気ままな浪人生と老夫婦との生活が始まった。 

 

反対しなかった理由の中には 

少しは、私の小さい頃の苦悩がわかればいいと思い 

実家へ行かせたような気持ちもあった。 

 

 

私は、子どもの頃、心に反発心は持ちながらも 

大きな道では逆らわずに、育ってきたので 

 

居候、そして浪人の身分でありながら 

途中で予備校通わなくなる、なんていう長男の奇行には 

さすがに、両親とも面食らったようだった。 

 

でも、私の心の中では、私のできなかったことをやり 

両親を驚かせたことに対する 

「ようやった」 

という 

まだ親を困らせたい、私の中の子どもの思いと 

 

「まったく、どうするつもりか」 

という 

浪人している長男への、母親目線とが、入り混じりながらも 

 

「最終的には、本人が決めることだから」 

本人のやる気が必要だ、と心底から思っているので 

そこに、不安な気持ちはなかった。 

 

ただ実家では 

予備校不登校になった長男に対して 

私の母親は、いろいろ必死に罵声をあびせた後 

「お母さんも育て方を、間違ったんやな!」 

と言い捨てたらしい。 

 

 

とにかく体力をつける 身体が資本

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体力とても大切だと思います。
私は、長男を出産したころ、心身ともに疲れていて 

母乳で育てていたこともあって 食事は普通にしているにもかかわらず 

どんどんと痩せていくという現象がありました。

現在は、身長からみて、だいたい一般的な体重ですが
ここから10キロマイナスでした。

独身の頃の友だちが、引いてしまうほど痩せていたし
自分でも

「痩せすぎてる…」

とは感じていましたが
食べても食べても、どうにも太らず
本当に体力がなくて、スーパーまで5分歩くだけでも
疲れ切っていました。

過体重でも動きにくいですが、痩せすぎていると
当然のことながら、栄養失調のようになっていたようです。

初めての出産、育児だったので
すべてが初めてで、そんなものかな、と思っていたら
どうも違ったようです。
その頃は、気力でなんとか持っていましたが
授乳を終えて、体重が増えて体力が戻ってきた後には
あの頃は体力が無かったな…と感じていました。
過体重だけではなく、適した体重、健康的な身体は本当に資本ですね。

素人の私が「世界最先端のマーケティング」を読んで 奥谷孝司 岩井琢磨

Kindle本を耳読しています。

 

 

読み終えるまでの平均的な時間(2時間50分)

 

 

あまり、詳しい分野ではないのですが

読んでみて、実際の生活へ入っていることが多いな、と感じました。つたない感想です。

Amazonが、なぜリアル店舗を展開するのかと言うことから始まり、チャンネルシフト戦略について、各業界や各企業の事例をもとに解説しています。

企業の多くは、オンラインとオフラインを行ったり来たりしながら、顧客との繋がりを深くしていくことを目指しています。

それは、オンラインから始まるAmazonであったり、オフラインから始まるニトリなどであったり、それぞれの購買体験を提供しながら、購入時の瞬間をゴールとするのではなく、購入の前後を含めた連なるステップをすべて連携させていきたいと考えている。

それほどオンラインに強くない私の生活にも、すでにオンライン、オフライン両方が連なってきています。

頭が固い私は「オフラインが古い」ような感覚をもっていましたが、オン、オフ両方を上手く結びつけ、さらに快適な生活が実現していくのだと理解できました。

これからのマーケティングと、これからの顧客との繋がりと、を素人頭で考えていくと、昭和の御用聞き的なものに戻るようにも感じました。

この本を読んで

数年後の販売形態はどのような形になっているのかが、楽しみに思えています。

世界最先端のマーケティング

世界最先端のマーケティング

 

 

 

 

 

私が2ヶ月間自宅を空けると言うこと 女性の生き方と働くこと

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4年前の秋ごろ、2ヶ月程の仕事で研修へ行きました。

場所は、ずいぶん離れたところでした。
そして、その時に一番の気がかりだったのは
家に残される家族のことでした。

2ヶ月間、家を空けるので
どう言われるか、反対されたら…

といろいろ頭を過ぎりましたが
でも私の中に「行きたい」と言う気持ちが強かったのです。

そこには

配偶者とのバランスや、家族への遠慮もありました。
専業主婦から働き出す時にもありましたが
なんとなく、こちらの方が大きかったです。

その年は、長男も次男も受験が終わり
中1と高1になった、その2学期。
9月から11月までの間の研修でした。

2ヶ月間、男3人の生活を考え出すと、不安は次々と出てきましたが
そんなことをひとつ一つ考えていても仕方がなく


とにかく、楽天的な家族は
「いいよ」と、逆にちょっと、楽しむような様子までありました。

うちの家族は

お互いの実家からの人的なサポートがない家なのですが
「もう中高生になる息子と、夫なら大丈夫」と
私の行きたい思いを、優先させてくれました。

困ったことがあれば、連絡を受けて対応していましたが
1ヶ月ほど経つと、それもほとんどなくなり
それなりに、男3人でやっているようでした。

帰ってから話を聞くと、1ヶ月までが大変だったと…。
それ以後は、みんなそれなりにパターンができて
やっていっていたようです。

中高生だったので、毎日、お弁当があったのですが
(ムリしなくていいと言っていましたが)

夫は、できるだけ作っていたようで
「チクワ」が一本そのまま入っていた話や
ある時から、毎日、惣菜が続いた話などいろいろ聞きました。

私は研修に行かせてもらっている身なので
家族に対しては、本当に感謝しかありませんでしたが

家族へ遠慮して、自分のしたいことを我慢しなくてよかったと
今は、心から思っています。

それまでは、母親は、家のために働いて、家事、育児をして…
と言う感覚が強かったので

休日に、自分で研修に行くことや勉強会へ行くこと
また、そう言った仲間との飲み会へ行くことに対しても
いつも、後ろめたさがありました。

でも2ヶ月間、家を離れて

私が学んだことと、家族の様子を天秤にかけたとしても

自分のために働いて、学んで、そして交流して、息抜きも含めて
全部大切なことだと気づきました。

また、それをうちの家族は

さほど気にも留めていないと感じました。
(これは、家族によって差があると思いますが)

女性の人生って、どこか家族ありき、みたいに
私が勝手に思い込んでいたのですが

そうでなくても良いと、その時に強く感じて
いろいろな考え方が、さらに大きく変わっていくポイントでした。

私が、46歳の秋のことです。

 

 

二宮敦人さんの「最後の医者シリーズ」を読んで 自分がどう死んでいくのかを考えていく大切さを知る

Kindle本を耳読しています。

 

生死について、真正面から切り込んだ

二宮敦人さんの作品「最後の医者は…」シリーズについての感想を書きました。

 

 

「最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)」

 

 

 読み終えるまでの平均的な時間(3時間13分)

 

 

福原と桐子、それぞれの環境は変わっていましたが、考え方の根本は同じ。
それは、HIV感染症の患者に対しても同じ。
その患者の考え方の違いから、結末も大きく変わっていく。
一般的には、福原医師へのニーズが多いかと思われるが、桐子医師を必要とする患者がいないわけでないところが、生死について考えると難しい。
桐子医師は、少年期の経験がその土台となっており、患者の気持ちを知る桐子の考え方を垣間見られた。
 
桐子少年の言葉の中に、病院は治るための場所じゃない、嘘と気休めなんだ、という言葉があった。
そして、その後には
 
…わかった上でいなくちゃいけないんだ。医者の言葉を真に受けて信じたりしたら、裏切りが待っているだけだよ」
 
桐子少年は、それまでにたくさんの裏切りを受けたのだろうと感じ、心が痛みました。
 
「最後の医者は雨上がりの空に君を思う(下)」
 
 
読み終えるまでの平均的な時間(2時間55分)
 
 
桐子の少年期続きから、隣のベッドの母親くらいの女性と生死について深く語り合う。小学生であるがその冷めた考えの少年に対し、前向きな彼女が最後に残した言葉は、意外にも「諦めてもいいんだよ」だった。
その言葉は、桐子医師の原点になったのかも知れないと感じた。
 
生と死をどう扱うかは患者の希望が全てだから、桐子の中にある患者への基準はいつも変わらない。
 
桐子医師か福原医師か、あるいは音山医師かという選択があるようだけれども、患者を思う気持ちは、それぞれに素晴らしい。
医師を評価するというよりも、患者自身が主体となって、考えるだけのツールを持ち、力をつけていくことが求められるのではないかと感じました。
 

 

 

「最後の医者は桜を見上げて君を想う」

 

 

このシリーズの中で、初めて読んだ時の感想です。

 

 

読み終えるまでの平均的な時間(5時間16分)

 

 

福原、桐子、音山、同期3人の医師それぞれが考える患者の生死についてをめぐる物語。

先進医療をもって患者の余命を伸ばすことと、患者にとって良い最期とは同じなのか。

とても心に響いた。

いずれ死んでしまう白血病や難病などの患者に対してどのような選択肢を提示するのか。

人間の生死について真正面から見つめられ久々にドキッとした。

自分や周りの人の生死についても考えた。

 

最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)
 

 

さいごに

3冊を思い起こしてみても、心を揺さぶられながらも真剣に人間の最期について考えさせられる作品でした。

どの医者がいいかということよりも、患者としてならどう生きたいのか、どう死んでいきたいのかということをしっかりと考えておくことが大切だと教えられたような気持ちです。

とても良い作品でした。

息子の自立をのぞむ母の気持ち 〜 ベストな方法を探してベターな方法を…

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今の私は、思いついたら動く方なのですが 

うちの長男はまさに
失敗を恐れて、ベストの方法を探し続けていました。

見た目、楽天的で
明るくスポーツ大好きな息子ですが
親への反発心(?)と、自分の道を行きたいけれど
まだ自信もないし、特に行きたい方向があるわけでもないし
失敗したときに責められるのではないか…などあるかと
親として、いろいろ考えるところはあります。

以前投稿しましたが、具体的には
上に大学のある高校に通っていたのですが
そこへ進学するのはイヤで、でも勉強もそれほどしたくない
けれどプライドはあって…
といろいろ複雑な思いが交錯し

浪人したいと言い、浪人しました。
(が、途中で予備校をやめる…というか行かなくなってしまう…)

その都度、お互いにいろんな話をしますが
そこに、小さい頃ダメだししてきたからな…という
私のマイナス思考も入ったりします。

ただ、親としては
「まず、動いてみてほしい」
という思いはありました。
息子は、頭でのシュミュレーションばっかりすすんで
動けなくなっている、という感じが強かったです。

そして、とりあえずの浪人から、進学しました。

私も自分の経験や、周りの色々な方々の進んできた道を見て
自分が思って進んだ道でなければ続かないと思っているので 


特に進学を勧めてきたわけではなく
大人になるまでに、自分で自立できる道を探してほしいと。

この春、大学へ通い始め
長男は、今までの自分のしがらみから離れて
どこか、生まれ変わったようです。

周りにも知らない人ばかりで
コロナも伴って、浪人していることを話す機会も少なく
どこの高校?と聞かれる機会も少なく
のびのびとしているように見えます。
一人で学校のボランティアにも参加してみたりして
本当に変わったな、と思っています。

何でも、一歩、自分の足で踏み出してみたら
想像しているよりも悪くないことが多いと思っています。

私も自分が親のレールから外れることを恐れていたことが
今、大したことがないと思えたように

息子も自分で歩いて、いろいろな痛い目にあって失敗しながら
よりベターな方向を、自分で考えるっていう一連の流れを
大したことないことだと思えるようになっていって
自立できる大人になってほしいと思っています。

 

 

しっかり読み心温まった本「足」二宮敦人

 Kindle本を耳読しています。

 

 

印象は、文学的な作品。

少し変わった男が親となり、愛情をそそいだのだろうと感じられる本です。

 

 

読み終えるまでの平均的な時間(1時間未満)

 

 

1通目の手紙の読み始めは、奇妙な文学的作品だなと言う印象でした。

2通目を見読むと、さらに具体的な恐ろしさが見えてきました。

3通目を読んでいると、その本人と同様、真実はわからないが切断面の違いと言う現実的な視点から、とてつもない親の愛情の深さを感じられました。

変わった親であったが、その愛情表現は我が子が、人生において劣等感を持たないように考えられていて、そのために両親が残してくれた宝物であったと考えると、読み終わる頃には、とても心が温まる作品という認識になっていました。

 

短編ですので、すぐに読めます。

ただ、この結末の解釈は様々だと思います。あなたも、その世界観を少し感じてみませんか。

 

足

 

 

 

 

目標とする人を見つけて、そのやり方をマネるそして、とにかく発信し続ける…

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とりあえず、発信をしてみようとなったときに 

まず、近くにnoteをしている人がいてたので
やってみました。

noteもブログも違いが分からなかったのですが
やっていくうちに少しずつ違うのではないかと思いはじめ
いろいろなイベントで、尋ねられる場があれば
ブログについていろいろ教えてもらいました。

ワードプレスはいいけど、初めが大変だとか
ブログの種類(というのか)がいろいろあって
どこにしたらいいのかが、分からなくて
聴ける人にどんどん聴いた結果

「あなたは回復思考と学習欲が高いから
とりあえずいろいろやってみて、そこから決めたら?」

と言う絶妙なアドバイスをいただきました。

それぞれに長所短所があるので
好き嫌いもあるし、その人に合う合わないは、分からないとのこと。

さすが…。
そうやって根拠を示してもらえると「なるほど~」と
自分自身でも納得できました。

そして、そこからは、さらに
「どうして、そのブログにしたの?」と行った先々で
ちょっとずつ、いろいろな人に聞いて

最後には「勝間さんが、はてなブログだから」という
答えが一番しっくりときて
はてなブログを始めました。

ブログをやっておられる方が
みなさんおっしゃることは
とにかく、続けること。
そんなにすぐに、成果はでないということ。

それを聞いて、逆に気楽に始めることができました。

「はじめは砂漠の自動販売機みたいだった」
「内容は後からついてくる」
「何がメインになるか分からない」
「思ってもみないことがヒットする」

いろいろな人にアドバイスを聞いていると
共通点も見えてきました。
とにかく、今は気楽に続けることに注力しています。

こうやってロールモデルがあると
とても安心してすすんで行くことができます。

話は職場に変わりますが
女性のロールモデルが少ないことは、困ります。
仕事のやり方は分かりますが
仕事を含めた女性の生き方、魅力的なロールモデル
なかなか見つけられず

畑はまったく違いますが、生き方などでのロールモデル
勝間和代さんにたどり着いたところがあります。

運を上げたいあなたへオススメの本「運転者 未来を変える過去からの使者」喜多川泰

Kindle本を耳読しています。

運をつかみたいと思う方へオススメの小説です。

 

 

読み終えるまでの平均的な時間(2時間51分)

 

 

「運」をつかむための不思議なタクシーのお話です。

いつもイライラした男が、タクシーに乗る度に少しずつ「運」の示す意味を理解できるようになり、読んでいるうちに、主人公と同じように偶然の中で生かされていることを改めて感じました。

運のはじまりと言うか、そのきっかけは、なかなか感じることはできない。あるものごとをきっかけに、後々、花を咲かせることもあれば、まったく素通りしていることもある…。

 

それが、それぞれの運命であり、偶然であり、その人の引き寄せるものなのだろう。

結局、運をつかむということは、どう言った形であっても、自分の望む将来に近づいていくことだ、と私は感じました。 

 

運がいいと思えること、意外と何気ない日常の中に、いろんな可能性があるようです。

 

運転者 未来を変える過去からの使者

運転者 未来を変える過去からの使者

 

 

 

私が太りたくない理由とマグロの力 

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私が太りたくない、一番の理由は 

今持っている服が着られなくなることです。
特に、仕事で着るスーツが着られなくなるのは一番困ります。

だからといって、着るモノに気を遣うおしゃれさんではなく
実は、まったくその逆で
服を買いに行ったり、ネットでも選んだりすることが
面倒くさくてイヤなだけ、なのです。
面倒くさく思ってしまうんです。

だから、今ある服が着られなくなると
全部サイズを変えないといけないと考えると
それだけで面倒くさくて
そうならないためにも

「太らないようにしよう!」

というのが
一番の動機になっています。

結果、健康によいのでいいのですが

どちらが先かというと
面倒くさがりなところが
先にあるような気がします。

私の行動パターンとして
不安があってそれを払拭するために行動する、という流れが
できあがっているようです。

勝間塾に入った理由も
定年退職後を考えて、何かモヤモヤしてきたから
何か、動き始めようということだったように

NoteやTwitter、ブログも、何のためにやるかというよりも
何か分からない時には

「とりあえず、動き続けてみよう」

という、なんか
マグロ(?)みたいなところがあるかも知れないです。

言葉は魔法 息子もわたしも助けられて

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今日、思い出したことがありました。

子育てに行き詰まっていた、専業主婦の時代のことです。
私が育てられたように、息子を育てていたのですが
小さな息子に、毎日ダメ出しばかりしていました。

そういったモデルしか見てこなかったので
正し事として、毎日、厳しくしつけるといった感じです。

でも、何か自分の中でも違和感が湧いてきてもいた頃です。

住んでいる田舎町の公民館での子育てセミナーのようなものの中に
近くの大学の先生がら、毎年5回シリーズくらいで、学ぶ会がありました。

平成の大合併の前だったので、まだ〇〇市ではなく、〇〇郡〇〇町でした。

平日の午前中開催なので、10名ほどの主婦が参加しかなく
とても贅沢な、大学のゼミ授業のような雰囲気でのアットホームな勉強会でした。

教育大の先生のお話でしたので、子どもの成長について
様々な視点でのお話があったように思います。

残念ながら、ほとんどは覚えていませんが
ひとつ覚えているのは

「子どもさんへの、普段の褒め言葉を、書けるだけ書いてください」

と言われたこと。

その頃、子供は2、3歳だったと思います。
下の子は、まだ生まれてなかったような気がします。

私の褒め言葉は「すごい」1つしか出てこなかったんです。

そもそも、普段、褒めてない…。
だから、いくら考えても、出てこない。

「やるやん」「ナイス」「さすが」「できたね」「上手ね」「OK」…
周りのお母さんたちからは、たくさんの褒め言葉が書かれていて
初めて気づいたんです。

私、まったく褒めてこなかったって。

そのお話では、褒めてあげることが大切という、ごく当たり前のお話でしたので
私は家に帰って、褒めてみようと思いました。

でも、普通の方には、まったく想像できないかもしれないですが

今まで褒めていない私にとって(褒められてこなかった私にとって)
褒めるということへのハードルは、相当高くて

ひとこと「上手くできたね」みたいな言葉を口にすることすら難しく。

「でもせっかく教えてもらったから…」

という葛藤が一定時間あって

息子が何かしたときに

「やるやん、上手くできるやん」

と小さな声で言えたように思います。

すると、小さな息子はニコニコして、とても喜んで
それから、すすんでお手伝いをしてくれました。
嬉しくていっぱいという感じでした。

「こんなことでいいんや…」と思いました。

翌回の子育てセミナーでそれを報告すると
その先生が
「よっぽど、褒めてなかったんですね。」と驚かれ

「それでいいんですよ。」と言ってくれました。

自分が褒められてこなかったので
褒めることが良い、ということは知ってはいたけれど
日常でできなかったし、別にしなくてもいいかと思っていました。

褒めて調子に乗せたらいけない、と
私の親も思っていたので、私もそう思っていました。

今となっては、あの先生のお名前すらわからないですが
2年ほど参加させていただきましたが
その年を最後に宮崎の大学へ移られました。
とても良い学びをさせてもらいました。

思っていても口から言葉として出さないと全く伝わらない。
口から言葉を出すことで、状況が変わるということを
身をもって知ることができました。

その後、次男が生まれ育て方は
長男への育て方とは180度変わるのですが
それはそれで、私の中の葛藤が生まれました。
またそのお話ができる機会があれば。

ブログに、過去のエピソードを投稿することで
そのものごとが、成仏するというか、昇華するというか
自己満足ですが、少し気が楽になります。

みなさん、いつもありがとうございます。

AIを使って分析した トップ5%社員との ちょっとした違いが分かる本 「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」越川慎司

Kindle本を耳読しています。

 

 

読み終えるまでの平均的な時間(2時間35分)

 

 

上位5%の社員の行動データを、AIを使って分析し、共通点や他の社員との違いを抽出した本です。コンピュータで出した数字や統計を使った数字ということではなく、その対象社員にICレコーダーwebカメラ等を使って録音、録画させてもらい、それを分析するという手の込んだ方法で分析しているとのことでした。

5%の社員がどのような思考で、どのように仕事をこなしているのかを分析することに、実際、多くの人が協力していて、データ収集の仕方に信憑生があると感じました。

また、たくさんの項目があり、全てにおいて他の社員との違いがあることがよくわかった。

上位5%の人の考え方は、基本的に合理的で、やはり謙虚な姿勢があり、自己反省をしながら、目標に向かっていて、王道をシンプルにこなしているのだと感じました。

ただ、この王道をシンプルに、というのが本当は1番難しいことなのだろうと

私は思いましたが、みなさんがお読みになると、どう感じられるのでしょうか。

 

AI分析でわかった トップ5%社員の習慣

AI分析でわかった トップ5%社員の習慣