40代50代のミドル層のサラリーマンへむけた「大人の週末起業」藤井孝一
Kindle本を耳読しています。
読み終えるまでの平均的な時間(2時間45分)
私も定年退職まで、10年を切った立場なのでとても気になった1冊。
定年を目前に控えた、私たちアラフィフ時代へ向けた、会社にいながらビジネスを起業するための指南書となっています。
小説風に書かれているので読みやすいです。
父のこと #11浪人長男の居候生活(下)
そういったことを、長男は電話で私に伝え
「オカンがそんな風に思われて、悪い」と私に謝った。
その言葉は、とても嬉しかった。
私の母は、褒めて育てるタイプではなく
とにかくダメだし、叱咤ばかりで私を育てた。
だから、そう言った言い回しは、想像もつき
どういうことを言えば、人が傷つくのかというのを
母は、無意識で感じているのではないかとも思っている。
結局、予備校をやめようとしたが
前金一括での支払うタイプの予備校だったため
特に、退学というシステムのもなく
「また気が向けばきてください」ということで
12月くらいには、気が向いた長男は少し出席したようだった。
その後は、長男の強固な態度から
自宅浪人も事実上、受け入れられ
特に勉強もせず、実家でのんびりと浪人生活を送っていた。
時代が違ったら進路先は無いだろうが、今の時代なんなとあり
進学することになった。
受験とはまったく関係が無いが
この1年間に
祖父と孫(私の父親と長男)との議論、言い合いが
白熱してきていたらしい。
内容は、浪人に対してではなく
政治の話や世間の話など、私の小さい頃とそっくり。
長男も私と同じ気質を持っているようで
意見を押しつけられるのがイヤで、反論するが
上手く最後までは言えず
また更に父親は、歳とともに頑固老人になっており
後で聞いたところによると
いつも言い合っていたとのことだった。
浪人で居候させてもらっておいて
予備校も不登校になっていて
もし、私なら浪人をしているだけで
負い目を感じてしまうくらいなのに
どの口が言っているのか、と私は思うが
そこが、私と長男との違いであった。
「それはそれ」
長男の楽天的なところにはつくづく驚かされる。
祖父母(両親)もそんな姿を見ながら
私と長男を、やっぱり親子だと感じていたらしい。
「お母さんと、よう似てるわ」
と言われていたと、後になって聞いた。
父と私の親子関係は、時代を超えて
父親と長男との、祖父と孫の関係になっていた。
今の私は、少し他人ごととして
眺めていられる立場になっていた。
(補足 )
ここに書き出しただけでは、好きなようにやらせているように感じられるかも知れないですが、浪人するにあたっての覚え書きを家族で作成し、そこには、翌年の3月時点で居候を終了することや、希望進路でなくても進学か就職をすること、長男が逃げとして考えられるような内容については、特に細かく設定し、了解させました。
その意図としては、タイムリミットがある中で、自分が今何をするのかというところは押さえられるようにという親の思いです。そして、その結果が、どういうものであったとしても、居候の浪人生活は、経験値としてプラスとなるだろうと考えていました。目の前の現実から、いつも逃げてきた長男に対して、自分自身が言い出したことの結末に対して、自分で責任を取ることを、身をもって体験させたかったという思いがありました。
父のこと #11浪人長男の居候生活(上)
うちの長男は、浪人時代を私の実家で過ごした。
そもそも、高校3年生でもあまり勉強しておらず
長男本人も、保険のつもりか
推薦入試受験の帰りに、実家にお願いに行っていた。
帰りにお願いに行ったこと。これには、私も激怒した。
でも一般入試も受けたい、それもたくさん受けたいと言う。
実家の私の両親には、
「浪人すると思うから、ここから予備校へ通わせてほしい」
とお願いしに行っているのに
「とりあえず、一般入試も受けたい」って?
それもたくさん・・・
結果から言うと、後で誰の責任にもしないように
長男の言い分を尊重して
家族で話し合い、すべて飲んだ。
そして、浪人。
3月末から実家に居候し
予備校に通い出す。
高校3年間、勉強をしてこなかった長男は
なんとかクラブで学校生活を楽しみ、保っていた。
予備校での生活は、慣れずにしんどかった様子で
7月頃から、通わなくなっていった。
私は、もともと実家にあまり帰りたくなかったし
距離を置きたかった。
それを長男も知っていた。
だから、あえてなのか
たまたま実家の立地の問題なのかは
尋ねたことはないが
実家への居候を希望したときには
実は、唖然とした。
でも、実家への居候に関して
私が反対する理由もないので、許した。
そして正式に、こちらから親子3人でお願いに行った。
とりあえず、空いていた部屋に住めるようにしてもらい
気ままな浪人生と老夫婦との生活が始まった。
反対しなかった理由の中には
少しは、私の小さい頃の苦悩がわかればいいと思い
実家へ行かせたような気持ちもあった。
私は、子どもの頃、心に反発心は持ちながらも
大きな道では逆らわずに、育ってきたので
居候、そして浪人の身分でありながら
途中で予備校通わなくなる、なんていう長男の奇行には
さすがに、両親とも面食らったようだった。
でも、私の心の中では、私のできなかったことをやり
両親を驚かせたことに対する
「ようやった」
という
まだ親を困らせたい、私の中の子どもの思いと
「まったく、どうするつもりか」
という
浪人している長男への、母親目線とが、入り混じりながらも
「最終的には、本人が決めることだから」
本人のやる気が必要だ、と心底から思っているので
そこに、不安な気持ちはなかった。
ただ実家では
予備校不登校になった長男に対して
私の母親は、いろいろ必死に罵声をあびせた後
「お母さんも育て方を、間違ったんやな!」
と言い捨てたらしい。
とにかく体力をつける 身体が資本
体力とても大切だと思います。
私は、長男を出産したころ、心身ともに疲れていて
母乳で育てていたこともあって 食事は普通にしているにもかかわらず
素人の私が「世界最先端のマーケティング」を読んで 奥谷孝司 岩井琢磨
Kindle本を耳読しています。
読み終えるまでの平均的な時間(2時間50分)
あまり、詳しい分野ではないのですが
読んでみて、実際の生活へ入っていることが多いな、と感じました。つたない感想です。
Amazonが、なぜリアル店舗を展開するのかと言うことから始まり、チャンネルシフト戦略について、各業界や各企業の事例をもとに解説しています。
企業の多くは、オンラインとオフラインを行ったり来たりしながら、顧客との繋がりを深くしていくことを目指しています。
それは、オンラインから始まるAmazonであったり、オフラインから始まるニトリなどであったり、それぞれの購買体験を提供しながら、購入時の瞬間をゴールとするのではなく、購入の前後を含めた連なるステップをすべて連携させていきたいと考えている。
それほどオンラインに強くない私の生活にも、すでにオンライン、オフライン両方が連なってきています。
頭が固い私は「オフラインが古い」ような感覚をもっていましたが、オン、オフ両方を上手く結びつけ、さらに快適な生活が実現していくのだと理解できました。
これからのマーケティングと、これからの顧客との繋がりと、を素人頭で考えていくと、昭和の御用聞き的なものに戻るようにも感じました。
この本を読んで
数年後の販売形態はどのような形になっているのかが、楽しみに思えています。
私が2ヶ月間自宅を空けると言うこと 女性の生き方と働くこと
4年前の秋ごろ、2ヶ月程の仕事で研修へ行きました。
二宮敦人さんの「最後の医者シリーズ」を読んで 自分がどう死んでいくのかを考えていく大切さを知る
Kindle本を耳読しています。
生死について、真正面から切り込んだ
二宮敦人さんの作品「最後の医者は…」シリーズについての感想を書きました。
「最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)」
読み終えるまでの平均的な時間(3時間13分)
…わかった上でいなくちゃいけないんだ。医者の言葉を真に受けて信じたりしたら、裏切りが待っているだけだよ」
読み終えるまでの平均的な時間(2時間55分)
「最後の医者は桜を見上げて君を想う」
このシリーズの中で、初めて読んだ時の感想です。
読み終えるまでの平均的な時間(5時間16分)
福原、桐子、音山、同期3人の医師それぞれが考える患者の生死についてをめぐる物語。
先進医療をもって患者の余命を伸ばすことと、患者にとって良い最期とは同じなのか。
とても心に響いた。
いずれ死んでしまう白血病や難病などの患者に対してどのような選択肢を提示するのか。
人間の生死について真正面から見つめられ久々にドキッとした。
自分や周りの人の生死についても考えた。
さいごに
3冊を思い起こしてみても、心を揺さぶられながらも真剣に人間の最期について考えさせられる作品でした。
どの医者がいいかということよりも、患者としてならどう生きたいのか、どう死んでいきたいのかということをしっかりと考えておくことが大切だと教えられたような気持ちです。
とても良い作品でした。
息子の自立をのぞむ母の気持ち 〜 ベストな方法を探してベターな方法を…
今の私は、思いついたら動く方なのですが
しっかり読み心温まった本「足」二宮敦人
Kindle本を耳読しています。
印象は、文学的な作品。
少し変わった男が親となり、愛情をそそいだのだろうと感じられる本です。
読み終えるまでの平均的な時間(1時間未満)
1通目の手紙の読み始めは、奇妙な文学的作品だなと言う印象でした。
2通目を見読むと、さらに具体的な恐ろしさが見えてきました。
3通目を読んでいると、その本人と同様、真実はわからないが切断面の違いと言う現実的な視点から、とてつもない親の愛情の深さを感じられました。
変わった親であったが、その愛情表現は我が子が、人生において劣等感を持たないように考えられていて、そのために両親が残してくれた宝物であったと考えると、読み終わる頃には、とても心が温まる作品という認識になっていました。
短編ですので、すぐに読めます。
ただ、この結末の解釈は様々だと思います。あなたも、その世界観を少し感じてみませんか。
目標とする人を見つけて、そのやり方をマネるそして、とにかく発信し続ける…
とりあえず、発信をしてみようとなったときに
運を上げたいあなたへオススメの本「運転者 未来を変える過去からの使者」喜多川泰
Kindle本を耳読しています。
運をつかみたいと思う方へオススメの小説です。
読み終えるまでの平均的な時間(2時間51分)
「運」をつかむための不思議なタクシーのお話です。
いつもイライラした男が、タクシーに乗る度に少しずつ「運」の示す意味を理解できるようになり、読んでいるうちに、主人公と同じように偶然の中で生かされていることを改めて感じました。
運のはじまりと言うか、そのきっかけは、なかなか感じることはできない。あるものごとをきっかけに、後々、花を咲かせることもあれば、まったく素通りしていることもある…。
それが、それぞれの運命であり、偶然であり、その人の引き寄せるものなのだろう。
結局、運をつかむということは、どう言った形であっても、自分の望む将来に近づいていくことだ、と私は感じました。
運がいいと思えること、意外と何気ない日常の中に、いろんな可能性があるようです。
私が太りたくない理由とマグロの力
私が太りたくない、一番の理由は
AIを使って分析した トップ5%社員との ちょっとした違いが分かる本 「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」越川慎司
Kindle本を耳読しています。
読み終えるまでの平均的な時間(2時間35分)
上位5%の社員の行動データを、AIを使って分析し、共通点や他の社員との違いを抽出した本です。コンピュータで出した数字や統計を使った数字ということではなく、その対象社員にICレコーダーwebカメラ等を使って録音、録画させてもらい、それを分析するという手の込んだ方法で分析しているとのことでした。
5%の社員がどのような思考で、どのように仕事をこなしているのかを分析することに、実際、多くの人が協力していて、データ収集の仕方に信憑生があると感じました。
また、たくさんの項目があり、全てにおいて他の社員との違いがあることがよくわかった。
上位5%の人の考え方は、基本的に合理的で、やはり謙虚な姿勢があり、自己反省をしながら、目標に向かっていて、王道をシンプルにこなしているのだと感じました。
ただ、この王道をシンプルに、というのが本当は1番難しいことなのだろうと
私は思いましたが、みなさんがお読みになると、どう感じられるのでしょうか。