心理師 juneberry’s blog

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べき論

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夫に「会わんなー」

と言われることがあります。

わが家でのあるあるは

洗い物に関しての「べき論」。

私はどっちでもいいのですが

息子が帰って来て

すぐに、お弁当箱やクラブの洗い物を出していないと

夫は嫌なんです。

怒りがわいてしまうようです。

洗い物に関しての家事分担は

特にないのですが

夫は気になって、やってしまうのですね。

なにか、夫なりの「べき論」があるんでしょうね。

それで、夫が

高校生のカバンを開けて夫が弁当やユニフォームを取り出す

私は、おかしいと思っています。

私の考えとしては

本人がある一定の時間までに出していなくて

洗えなかったら、自分で洗えばいいと思っています。

私は息子にも、そう伝えています。

それがイヤなら、自分で出すだろうし

そうでなかったら、自分で洗うだろうし。

文句言いながら、息子のカバンから、取り出すくらいなら

取り出さなければいいのに…

 

ルールを守る練習でもあるし、それが自己責任だと思っています。

でも、夫は見守りができないようです。

夫は、自分の感情が優先してしまうので、そうなってしまうのですが

私は毎日のように、文句を言いながら

夫が洗って完結している様子を見て

「ま、お互いそれでいいなら、いいか」

と思っています。

 

逆に、職場での「べき論」では

理想に対するギャップには

怒りがわいてしまいます。

私たちの年齢より、少し上の世代の人たちは

昔の世界を引きずっている人が多く

この10年だけでも、ずいぶん時代が変化して来ているのに

昔の考え方にしがみついてしまう

変わることに対して

抵抗やアレルギーがある人が多いです。

組織全体として見ていないのが、なかなかツライ。

そこでは昔の「べき論」と戦ってきました。

でも、私も50歳になると

上にいるのは、10歳上までの人だけになって

少なくなって

やりやすくはなってきましたが

次は、私たち自身がいつも

「自分が囚われているものは幻かもしれない」

という感覚を、常に持っていないと

いつの間にか

10年前の「べき論」にしがみついていた…

なんてことになりかねないので

そこは、一番、気をつけていこうと

思っているところです。