人の運は「少食」にあり「プチ断食」がカラダとココロに効く理由 を読んで
Kindle本 (読み終えるまでの平均的な時間 2時間56分 168ページ)
題名に惹かれて選びました。
「少食」っていう言葉、腹八分みたいな感じかなと。
簡単な感想
少食が良いと言うことからプチ断食まで、それが良い理由やその方法等が説明されている。またそれを人に押し付けてはいけない、というところが入りやすく感じられる。1番響いたのは、究極には心の卑しさを戒めているところである。節制するにしても心がしっかりとしていなければならないからであった。断食についてもいくつか説明があり興味を持った。
著者が臨済宗大徳寺で修行したこともあり、宗教的な視点も多いが、現在、大学教授とのことで、幅広い知見から説明されている。
個人的には、プチ断食には興味があり、偶然にも詳しい説明があり一度やってみたいと感じた。ただ、断食に興味のない方には、勧誘の本のように感じられる部分もあるかも知れない。
だいたいの健康食系統の本と同様、昔の食事が良いといった内容が多いが、生の野菜を食べるということへの着目度が強いように感じられた。
私も玄米や発酵食品を食しているが、「生の野菜」には、それほど重きを置いていなかったので、これから取り入れてみようと思った。