心理師 juneberry’s blog

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殺し屋たちが出てきますが、不思議と後味は悪くない本「グラスホッパー」伊坂幸太郎

 

グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパー (角川文庫)

 

 Kindle本を耳読しています。

  

読み終えるまでの平均的な時間(5時間1分)

 

感想…

初めはもっとドロドロしたストーリーかと思っていました。

十分ドロドロしているかもしれないですが、後味が悪くないと感じました。

それぞれの殺し屋、押し屋、自殺屋、劇団など、そんな異世界を感じながら、すべてが仕組まれている感が面白かったです。

ラスト回送電車の長い通過に、ハッピーエンドではない感覚をもらって、全体として何となく納得してしまいました。

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

「人は誰でも、死にたがっている」「世界は絶望と悲惨に塗れている」でも僕は戦おうと思うんだ。君との記憶だけを武器にして―待望の書き下ろし長編。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊坂/幸太郎
1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。2003年『重力ピエロ』が70年代生まれとしては初の直木賞候補となり、注目を浴びる。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞を受賞。短編「死神の精度」(「オール読物」2003年12月号)で第57回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。