意外続きのストーリーの本でした「恋愛中毒」山本文緒
Kindle本を耳読して「良かった」と思う本を、ご紹介しています。 みなさんと本との出会いになれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(6時間18分)
感想…
読み始めて主人公だと思っていた人物は、脇役だったことに驚きました。見る目ないな…。
山本文緒さんの作品を読むのは2作目ですが、「誰が恋愛中毒なんだろう?」って、途中で題名はどう繋がっているのだろうか?と考えながら読んでしまいます。
話が進むにつれて、主人公の人物像が見えてくるような展開だったので、最初の想像からだんだんと離れていき、またそれも、意外性があって面白かった。
とにかく、私の中では意外続きのストーリーでした。
内容(「BOOK」データベースより)
冴えない事務員とばかり思っていた20近くも年上の女に恋のトラブルを解決してもらった僕は、同じ日の夜、その女とほの暗い店の橙色の明かりの下で酒を飲んだ。昼間のもめ事についてくどくど詮索されることを恐れていると、女は放心したように、ほつりほつりと語りはじめた―。僕はすい込まれるように聞き入る、永くせつない彼女の恋の話に。都市の人々のこころを謳うストーリーテラー山本文緒、渾身の恋愛文学770枚誕生。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山本/文緒
1962年神奈川県生まれ。OL生活を経て、人間関係の繊細なずれから生じる喪失、慈しみをテーマに作家活動を続け、現在に至る。『恋愛中毒』で第二十回吉川英治文学新人賞を、『プラナリア』で第一二四回直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
1962年神奈川県生まれ。OL生活を経て、人間関係の繊細なずれから生じる喪失、慈しみをテーマに作家活動を続け、現在に至る。『恋愛中毒』で第二十回吉川英治文学新人賞を、『プラナリア』で第一二四回直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
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