
ゲーミフィケーションという言葉を
今まで、聞いたことがありませんでしたが
上手にこなしている女性が思いあたりました。
体育会系の同期採用の女性です。
私より、少し年上なので、仲がいいです。
だいたいの仕事をゲームのように捉えている人です。
彼女は周りの人に対して
仕事上での一体感を持たせたり
モチベーションをあげたり
人の中に渦をつくったりするのが
とても上手です。
今は、どうか知らないですが
私たちが就職活動をしていた90年代前半頃は、よく
「 体育会系の人は強い」
と言われていたことを思い出しました。
その当時は、その意味がまったくわからなかったのですが
彼女を見ていて
組織の目標に向かって、進んでいくと言うことに対して
スタンドプレイではなくて、チームプレイで
周りの人を巻き込みながら
一緒に成果を上げていくということが
とても上手いと言うこと
それが体育会系の引っ張られていた理由なのかな
と、自分の中で勝手に納得しました。
(本当の理由は知りませんし、そうでない体育会系の人もたくさん知っています)
ただ、ちょっと寂しいと感じることが
仲のいい私や周りの人も、コマとされているのでは・・・?
と感じることがあるところです。
でも、サイコパスのような次元のひどいことは、まったくないです。
私が寂しいと感じる程度です。
私は、どうしてか競争は苦手というか
ゲーム要素があると、楽しむよりも
「ねばならない」となってしまうので
心の中でのプレッシャーが半端なくなっていました。
だけど、 私は40代の間、彼女のそばでいろいろ学んで
今転勤先では、自分風にカスタマイズして、彼女をマネしています。
それは、友人がやっていることは大体できるという
「殻を破る」ところにも通じていると気づきました。
知らない間にも、ちょっとずつ殻を破っているみたいですね。
彼女のゲーム感覚に感化されて
私もずいぶん変わってきました。
何をやる時にも彼女の口癖は
「そうした方が楽しいやん♪」 です。
関わる人たちに、楽しいと思ってもらえたら
やる気が出てきて、成功するということを
よく知っているのだと思います。
ついでに、型を破る新しいもの好きでもあります。
そんな彼女ですから、もちろん出世も早かったです。
いいお見本がいることを改めて気づかせてもらいました。