「会社は頭から腐る」冨山和彦
私が、Kindle本を耳読して「良かった」と思う本を、ご紹介しています。 みなさんと本との出会いになれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(3時間37分)
感想…
一言で語れないくらい良い本でした。
当たり前のことをズバッと切ってくれていたところが良かったです。
一流企業と呼ばれる会社が、前年度踏襲でやってきているところを、しっかりと見直す必要があることを示していました。
一流業のガチンコは所詮「ごっこ」に過ぎない
社長人事について、何年待ったからとか、50歳でちょうどいいからとか、そんなことは経営の論理が何もないと説かれていました。本当にそうだと感じました。書かれていましたが、本質が飛んでいますね。
リーダーとなるマネジメント人材層の厚みを中心に、再生していくことが会社を腐らせないカギと言うことでした。
内容(「BOOK」データベースより)
産業再生機構で41社の企業再生の陣頭指揮を執った著者。経営が悪化した企業に共通していたのは、「一流の現場を持ちながら、経営が三流だった」ということ。なぜ、「経営にふさわしくない人」がトップに選ばれてしまうのか。逆にどうすれば、しっかりしたリーダー、真の経営人材を育成・選抜できるのか―。日本企業の「病理」と長年格闘してきた著者がその処方箋を明快に綴った名著、待望の文庫化。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
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