心理師 juneberry’s blog

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結局は価値観の違いだけ 困った人との付き合い方

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困ったことって、確かに「なんで?」 

と思うことが、はじまりです。

去年の夏頃に「サイコパス」についての特性を知ったことで
少しずつ、私の頭の中で
サイコパスについての、モロモロが変化してきました。
それまでは、サイコパスの人の行動はまったく理解出来なくて
ただただ「なんで?ひどい」という思いだけでした。
でも、特性を知ってから、様子を見ている
確かに悪意はない。
人を利用しているだけ(それもどうかとは思うけれど)。

なんか、そういう頭の構造なんだ、と思えてくると
自分の中で、そういうモノだ、と割り切ることができて
そこに引っかかることが、少なくなってきました。
これまでは、本当に許せないくらいに嫌いでしたが
今は、近寄りませんが
その人を見ても、嫌な気持ちはしなくなってきました。

決して、いい人だとは思いませんが
必要以上に、嫌がることもないと思えてきています。

でも、たまに、自分の都合のいいことばかりを
上司や権力のある人に話しているのを見ると

「・・・。」

となります。

でも、だんだんと無駄に気を使うことがなくなって
自分が楽になってくる感じを、味わっています。

でも、残念ながら、そういう思考が効かないのが
母親でした。

私は、小さい頃から、甲殻類アレルギーがあったようで
エビフライなどを食べると、いつも喉がかゆくなっていたのですが
「気のせいや」と言われ続けて
大人になって、やっとアレルギーだと分かりました。

それで、それが分かった今でも
母親は知っていても、私にエビやカニを進めてくるのですが
大人になっても、それを断れなかったんです。

「せっかくやのに…」と嫌みを言われるような感覚が辛くて
仕方なく食べていたら
その時は、体調も良くなかったようで
いつもよりも、本当にひどいアレルギーが出てしまって
鼻水、くしゃみから、全身にじんましんや、眼球まで腫れてしまいました。

本当に怖くなって
今後は、絶対に断ろうと心に誓いました。
それからは、食していません。

その時は、母にはスルーされるし…
私は「やれやれ」と思っていたら

妹から
「嫌や、って食べへんかったらいいねん」
「何で、ほっとかないの」
と言われて、目から鱗が落ちました。
それは、35歳くらいの頃のことです。

いちいち、真面目に受け止めている自分に
まったく、自分で気づいていなかったんです。
小さい頃から「親の言うことをきかないと怒られる」
と言う思いが、私にしみついていて
大人になってからも、言えなかっただけなんですね。

それからも、少しずつですが
本当に少しずつ、頭の中から変化しているけれど
親と価値観が違うという事実が、なかなか受け止められなくて
つい、そこに介入してしまおうとする自分が
まだ居ます…。

 

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