犯罪者の謝罪は受け入れられるのか「罪火」大門剛明

 

罪火 (角川文庫)

罪火 (角川文庫)

 

 私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間39分)

 

感想…

犯罪者と犯罪被害者等、そして犯罪被害者と加害者を結ぶ立場の仲介者のメディエーター。

それぞれの立場の人間が、立場を入れ替えながら、共有しながら登場しているところがに、どういった気持ちなのかを推し量ろうとすると、すぐには、頭がついていかなかった。

犯罪者が本当に構成しているかどうか、謝罪しているかどうか、なんて本当に誰にもわからないと感じました。

とても奥の深い問題を、物語の中で擬似体験させてもらった気がしました。

 

また、物語の中での言葉の使い方が上手く、最後のネタばらしで納得できました。

面白い作品でした。

 

内容(「BOOK」データベースより)

レトルト食品工場に勤める若宮は鬱屈を感じていた。花火大会の夜、少女・花歩を殺めてしまう。花歩は母・理絵とともに、被害者が加害者と向き合う修復的司法に携わり、犯罪被害者支援にかかわっていた。13歳の娘を殺された理絵のもとに、犯人逮捕の知らせがもたらされる。しかし容疑者の供述内容を知った理絵は真犯人は別にいると確信。かつて理絵の教え子であった若宮は、殺人を告白しようとするが…。驚愕のラスト、社会派ミステリー。

著者について

●大門 剛明:1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。三重県伊勢市在住。「雪冤」で第29回横溝正史ミステリ大賞+テレビ東京賞をW受賞。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大門/剛明
1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞及びテレビ東京賞をW受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)