心理師 juneberry’s blog

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「いつも旅のなか」角田光代

 

いつも旅のなか (角川文庫)

いつも旅のなか (角川文庫)

 

 私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(3時間25分)

 

感想…

 

小説の続きで、この本へたどり着きました。

小説のイメージとは180度違った角田さんのキャラクターが、滲み出た文章。とても面白かったです。

私はエッセイを読んだことがほとんどなく、先日、みうらじゅんさんのを読んで、衝撃を受けたばかりでした。

今まで、エッセイを読んでこなかったこと、本当に残念に思いました。心がつかまれました。

角田さんの文章の面白さ、その発想や比喩、表現が興味深く、情景が目に浮かぶ。

そして、ふっと笑えるような。とても気に入りました。

あの内容の作家さんは、こんなにもあっけらかんとした人間性なんだ…と言う驚きと、尊敬。魅力的で大ファンになりました。

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

仕事も名前も年齢も、なんにも持っていない自分に会いにゆく。モロッコ、ロシア、ギリシャスリランカラオス、イタリア、ベトナム、ネパール、モンゴル、タイ、アイルランド、韓国、スペイン、キューバ直木賞受賞作家がこよなく愛する旅を綴った最新作。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

角田/光代
1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。90年『幸福な遊戯』で海燕新人文学賞、96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞を受賞。2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞受賞、2005年『対岸の彼女』で第132回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。