心理師 juneberry’s blog

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どこから見ての失敗かな?

f:id:juneberry-miyatomo:20210513202450j:plain失敗というと、若い頃は 

やっぱり、自分の価値が下がると思い込んでいました。

その思い込みは、子どもの頃にはテストくらいしか
失敗することが、なかったからかな、と思います。
できなかったら点数が下がる、ダメだ、と
短絡的に考えていたんだと思います。

学校を卒業して、いろいろな失敗をすることがありましたが
営業をやっていた頃には
たくさん失敗もありながらも

少し経験が増えると
本当に成功しているかどうか、失敗しているかどうかは
その時にはわからない、と感じるようになりました。

若い頃は、社会に出て間もないし
年上の人ばっかりだし、経験が上の人ばっかりだし
すべてが、不安な状況だったと思います。

だから、若い人のヤル気をなくしたくないとは、思っています。
できないことへの指導はしますが
やったことへの評価もします。

中には、失敗を必要以上に攻める人もいます。
50代くらいになると、ホントに大きく分かれてきます。

この失敗は、この人の経過であると思える、許せる余裕がほしいです。
大切な仕事であっても所詮、仕事だと思っています。
攻めても、元に戻らないんだから…と思います。

また、ちょっと違いますが
営業やってる頃、怒鳴られるとプラスだとも
思えるようになってきました。
基本的に、金融商品の値下がりでお叱りを受けることが多かったのですが
怒鳴られたり、お叱りを受けたりすることで
こちらもさらに緊張感をもってピリッとして
相手はちょっと言いすぎたかな、みたいに思ってくれるようで

後々、仲良くなる、絆が強くなるようなイメージのことが
何度かありました。
何が幸いするかは、わからないですよね。

だからか、私は「塞翁が馬」という言葉が大好きです。

私って、長男へはダメ出しばっかりしてたので
失敗に対して過敏に反応してるのかな、と感じています。
私の失敗とは思いますが
これが、あの子のなにかいいことにつながってればな…
なんて、心の片隅で(都合よく)思ったりもしています。

 

 

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