心理師 juneberry’s blog

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「養老孟司の人生論」養老孟司

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(3時間5分)

 

感想…

養老孟司先生の思考が面白かったです。こういう風に物ごとを捉えているのか…という驚きが多かったです。

両極を考えて初めて中庸が成り立つ、両極を見切れば中央がわかる、当たり前のことが本質的なこと…この辺りが私には響きました。

勝手なイメージですが、養老先生が、世間と自分との折り合いの中で色々と考えを巡らさせているところ、とても意外な感じがしました。物ごとを深く考えることの一端を見ることができました。

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

私の人生では「新しい」こと、つまりまだ済んでないことがあります。それは死ぬことです。―養老孟司が「死」から語りはじめる、目からウロコの人生論! --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

養老/孟司
1937年生れ。解剖学者。東京大学名誉教授。心の問題や社会現象を、脳科学や解剖学などの知識を交えながら解説し、多くの読者を得ている。『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。