心理師 juneberry’s blog

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「自己愛と依存の精神分析コフート心理学入門」和田秀樹 PHP新書

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(3時間4分)

 

感想…

ちょうど、心理学の勉強をしていたので面白かったです。

コフートは聞いたことのない名前でしたが、著者の言うとおり、日本人にはしっくりとくる考え方だと感じました。

そして、自己愛についても具体的な表現がたくさんあるので、とてもわかりやすかったです。

内容に興味が湧いて、2回、3回と読みました。精神分析という言葉は聞いて知っているつもりでしたが、その言葉の意味を納得できる本でした。

 

内容(「MARC」データベースより)

自己愛や依存を脱却することが自我の発達であるとしたフロイト流の精神分析に対して、人間本来の自己愛や依存心はもっと認め合うべきものだとする、現代精神分析に多大な影響を与えるコフート自己心理学を紹介する。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

和田/秀樹
1960年大阪生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医。川崎幸病院精神科コンサルタント一橋大学経済学部(現代経済学)、上智大学文学部(心理学科)などの非常勤講師を歴任。日本人として初めて自己心理学の年鑑「Progress in Self Psychology」に論文が掲載されるなど、本邦におけるコフート自己心理学研究の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

 

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