心理師 juneberry’s blog

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「憧れの作家は人間じゃありませんでした」澤村 御影(角川文庫)

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(3時間42分)

 

感想…

気軽に読めるミステリーでした。作家が人間ではないと言う設定にはちょっと驚きでしたが、登場する座敷童や等々の妖怪(って言うのかな)は、現れるにはそれだけの意味がある…と言うところも感じられました。そして吸血鬼も自分が死なないことへの孤独感や生きている意味(死んでいるんだけど)を考えると、なかなか不快な…と感じました。

終わりがないって、すごく不安というか、私たちのような人生の目的がなくなるなぁと思いました。

 

内容(「BOOK」データベースより)

憧れの作家・御崎禅の担当編集になった瀬名あさひ。その際に言い渡された注意事項は「昼間は連絡するな」「銀製品は身につけるな」という奇妙なもの。実は彼の正体は吸血鬼で、人外の存在が起こした事件について、警察に協力しているというのだ。捜査より新作原稿を書いてもらいたいあさひだが、警視庁から様々な事件が持ち込まれる中、御崎禅がなぜ作家になったのかを知ることになる。第2回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”受賞作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

澤村/御影
神奈川県横浜市出身。「吸血鬼と映画を―憧れの作家は人間じゃありませんでした―」で第2回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

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