心理師 juneberry’s blog

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人のために喜んで、一生懸命できることが

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私は、何につけても見積もりを何社か取るタイプです。
以前、車を買った時に
私の住まいが、県境ということもあって
同車種の見積もりを、県をまたいだいくつかの店で取りました。

車は、私にとって大きな買い物なので
基本的には、少しでも安い方がいいです。

ある店の若い男性営業マン。初めから、少し横柄な態度ではあったのですが
その人が言った言葉で
「一番安いところの見積もりを持って来てください。
そうすれば、それよりも安くします。」

とても嫌な感じを受けたのですが
まだ、そこで判断はできないと思って、何社か回った見積もりの中で
とりあえず、一番安い見積もりを持って行来ました。

その営業マンは、安さに驚いたようで
あまりいい顔はせず
結局、そこから1万円安くしたように覚えています。

今、決めてもらえないんですか…

みたいなことを言って来たので
「検討させてもらいます」と言って一旦帰り
後で、電話で断りました。

1万円安く出して来た時点で断ろうとは、決めていましたが
その態度にちょっと、イラッとしたので
少しだけ気を持たせてやろう
という意地悪な気持ちが、出てきて一度帰りました。

で、結局、購入したお店の担当者はと言うと
まだ、今年入社したばかり?か、もしかしたら車売るの初めて?と思うくらい
たどたどしい説明の、若い男性でした。
でも、誠実に対応してくれているのが伝わってきて、好感が持てました。

他の店は、私の誘いに乗ってくれず、値段がかけ離れていたので
最終、2、3社で検討したと思います。

営業担当の雰囲気で車を決めるほど、ウチにお金の余裕はないですが

価格が同等であれば
私は、最終的にはその人の人間性で決めてしまいますね。
そして、この人にならお金を払ってもいいかな、と思っている
逆に、この人には払いたくない、とも感じていましたね。

あと、支援する活動。
ボランティアは好きで、以前はよくやっていました。
まったく無償のボランティアです。
色々な被災地に行ってのお手伝い。

普段こんなに「お金」の話をしているのに
交通費も、宿泊費も実費なのに
現地へ行ってお手伝いすると元気になります。
自己満足もあると思いますが
人に喜んでもらえるっていうことで、私の心が満たされました。

最近は、忙しくて行けていませんが
喜んでもらえることが、嬉しいのは
人の根本の部分だろうな、と思っています。

大人になると、何をするのにもお金が絡んできて
これは、お金がないと生活もできないので仕方がないのですが

支援する活動を無償でしていると
学校祭の準備をしている高校生のような気持ちになって
ただ、そこにいる人のことだけを考えて…
という感覚が、大人の今となってはとても新鮮に感じられます。

あの頃は、お金のためじゃなくても一生懸命だったな、と懐かしく思えます。

 

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