juneberry’s blog

50代、公認心理師。毎日考えていることとKindleおすすめ本を毎日発信中。読書好き。アンティーク風なもの好き。

「死の臓器」(文芸社文庫)麻野涼

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(5時間14分)

 

感想…

移植について詳しくなかったので、とても 勉強になりました。

レストア・キッドニ(修復腎) と言う言葉も知らなかったのですが、移植を求めている家族にとってはレストア・キッドニでも移植してもらえることが救いになる。

一般的に体裁としては、ガンが発症した時のことを考えて…と言うけれど、家族がその立場なら、レストア・キッドニでも喜んで受け入れると言うこと。

あとは、ドナーの善意とお金との問題。考えさせられました。

患者に視点を置いてそのために働く人はその人の考えがあり、法整備をする人にはその考えがあり、患者にはその考えがあり…と立場によっての意見の違いを興味深く学べました。

麻野さんの作品には、そういった多角的な視点から教えられることが多いです。

 

内容(「BOOK」データベースより)

熊本県A市の日野誠一郎は聖徳会日野病院の医師で、泌尿器科の部長をしている。ある日、日野医師は、A警察より、任意の取り調べを受ける。容疑は、「臓器売買」の疑いだった。日頃、日野医師は、人工透析患者を担当し、日本における「臓器移植」の困難に直面していた。手をこまねいて、死を待つばかりの患者に、日野医師は、レストア・キッドニ(修復腎)、がん患者から摘出した腎臓の移植手術を何度か行っていた。テレビ制作会社のディレクターの沼崎恭太は、事件の裏に陰謀の匂いを感じ、アジアでの「臓器売買」の実態を調べるため、上海に飛んだ―。「臓器移植」をめぐる医療サスペンスの傑作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

麻野/涼
1950年埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、ブラジルへ移住。サンパウロで発行されている日系紙パウリスタ新聞(現ニッケイ新聞)勤務を経て、78年帰国。以後、フリーライター。高橋幸春のペンネームでノンフィクションを執筆。87年、『カリブ海の“楽園”』(潮出版)で第六回潮ノンフィクション賞、91年に『蒼氓の大地』(講談社)で第13回講談社ノンフィクション賞受賞。2000年に初の小説『天皇の船』(文藝春秋)を麻野涼のペンネームで上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

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