「死の臓器」(文芸社文庫)麻野涼
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(5時間14分)
感想…
移植について詳しくなかったので、とても 勉強になりました。
レストア・キッドニ(修復腎) と言う言葉も知らなかったのですが、移植を求めている家族にとってはレストア・キッドニでも移植してもらえることが救いになる。
一般的に体裁としては、ガンが発症した時のことを考えて…と言うけれど、家族がその立場なら、レストア・キッドニでも喜んで受け入れると言うこと。
あとは、ドナーの善意とお金との問題。考えさせられました。
患者に視点を置いてそのために働く人はその人の考えがあり、法整備をする人にはその考えがあり、患者にはその考えがあり…と立場によっての意見の違いを興味深く学べました。
麻野さんの作品には、そういった多角的な視点から教えられることが多いです。
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内容(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
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