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50代仕事しながらの勉強方法 公認心理師Gルート合格までの勉強方法を軽くシェアします #2時間の融通 〜時間の活用〜

第4回公認心理士試験を受験する際に 私が最も優先したものは、勉強に時間を割くと言うことです。

現任者の方が公認心理師試験を受けるとなると、一番のボトルネックになるところは時間の融通だと思っています。日々の業務等もあり、試験勉強に時間を割けないところを、どう克服し勉強の時間を少しでも多く確保することが合格の可能性をあげるポイントだと考えて勉強をしました。

今回は、隙間時間の活用例をお伝えします。少しでも勉強法の参考になればと思います。

 

時間の利用

「そんな、隙間時間なんてないし…」と私も思っていました。

あるようでないのが隙間時間です。まず、少し視点を変えると意外と大きな時間が見つかりました。

1 土日の活用 (4月〜)

4月頃、アウトプットの勉強は、実際、土日しかできていませんでした。毎日、通勤時間に耳からの情報は入っていましたが、このままではダメだな…今後どうして行こうか…と悩みながらやっていました。

そして、学生時代は自宅で勉強するのが合っていたのですが、今では自宅にいると、しなければならないことが見えたり、横から入ってきたりして気が散り、眠たくなったりと、勉強が中断されるということが分かったので、近くの勉強しやすい珈琲店ファミリーレストラン等を利用するようになりました。

2 就業前の10分 (6月ごろ〜)

私は、通勤渋滞を避けるために早く家を出ていました。早く職場に到着しても早く帰宅するために仕事を始めていました。でも、それでどれだけ早く帰れてるんだろうか?という疑問が湧いてきました。

そこで、朝の就業前の10分を勉強時間に当てました。でも、どこで勉強しようか…と悩みましたが、人気のない場所を見つけ、そこで集中して10分問題を解きました。

就業時間前なので、堂々としていて大丈夫なのですが、初めは人目が気になりました。でも毎日集中してやっていると、そのうち気にならなくなりました。

スマホのタイマーを使用し、最低10分はできるようにしました。多い日は20分時間が取れたこともあります。

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「10分」って大したことないようですが

1日10分 × 5日(月〜金)= 50分 

最低でも、一週間で合計50分の勉強時間が確保できました。1回目の模試が終了した頃の、6月から始めましたので、ざっと3ヶ月半

50分 × 4週 ×  3ヶ月半 = 11.666…   

約12時間弱程の勉強時間の確保です。

合計時間を聞いていもピンと来ないかも知れないですが、何もしなければ日常に紛れてしまう時間からの捻出、問題集がどんどん進んでいくのを目の当たりにすると、日々の力って大きいな、と感じ、毎朝の10分間、やる気になりました。

これは一例ですので、休憩時間の5分、10分や、家庭での朝、昼、夕の10分の隙間時間でも同様です。ルーティーン化できれば、やっていても苦になりませんので、時間のない方は、お試しいただきたいです。

3 優先順位をつけてやめる (7月末ごろ〜)

日常生活の中では、ルーティーン化された勉強習慣でやっていきましたが、私の場合、勉強法の転機となるのは、いつも模試でした。

「このままの勉強法(量)では追いつかない…」と切実に感じて、その度、やり方への工夫等をしました。

7月末ごろの模試を受けて、自己採点で113点。(結果は、若干高く120点代でしたが同じです)このままではダメだと思い、note等SNSの投稿すべて、9月19日の試験当日までやめる決心をしました。

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ブログ等されている方は共感していただけるかと思いますが、毎日続けていることを中断することには、意外と決心が必要なことです。

でも、「今、最優先にすべきことではない」と自分に言い聞かせてすべてを勉強時間に回しました。帰宅後に他のことを考えなくていい環境ができ、私自身の中でも真剣さが、改めて意識された時期となりました。

もしみなさんの中で今、最優先にすべきではないことに時間を取られているとすれば、いざという時には、それをやめる選択もありかも知れませんね。

4 夏休み(お盆休み)はひたすら勉強

9月が本番当日なので、いわゆるお盆休みは、ちょうど1ヶ月前になりました。これはありがたかったです。ここでは朝から晩までひたすら勉強しました。つぎ、仕事が始まると、その後は、まとまった勉強時間はないので、ここで仕上げるくらいのイメージでやりました。主に、普段できない長時間の勉強を中心にしました。

模試や過去問を、本番当日と同じ時間をかけて解いてみるような勉強です。

5 最後の1ヶ月は早く職場を出る (8月末〜)

お盆休みが終わるとラストスパートです。

日々の仕事はたくさんありますが

「この1ヶ月だけはどう思われてもいいから、早く職場を出る」

を徹底しました。結果的にどうしても無理な日もありましたが、とにかく今の最優先は試験だという意識を常に持っていました。(職場の周りの人は受験のことは知りません)

ちょうど緊急事態宣言が出ていて外食も20時までとなっていた時期です。とにかく1分でも早く職場を出て、20時まで勉強できる環境を作りました。

この毎日、まとまった時間集中できる環境は大きかったです。

ここでは、今まで間違った問題を中心に4回目、5回目とこなしていました。

 

「#2 時間の融通」を書こうと思い起こしてみると、意外とたくさん出てきたので2回に分けて書きました。現任者のGルートでは、一番大きな課題だと思います。私自身の勉強法が参考になればと思い、構成や文章のまとまりが少し悪いですけれど、シェアさせてもらっています。

次は、これも大きな課題と感じた「加齢」についてです