心理師 juneberry’s blog

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質問上手になるとプラスα(アルファ)で得る知識が多い

質問って、質問する人のニュアンスで

相手を責めているように、聞こえることがあります。
本人には、そんな気なくても
そう聞こえてしまうことがあります。

「〇〇は〜なんですか?!」
「△△は違うんじゃないですか」みたいな感じで。

そんな時「言い方、言い方…」と心の中でつぶやいています。

もう、定年退職されましたが
以前、職場で一緒だった方がとても質問上手でした。

ボランティアを一緒にしていたのですが
質問する時には
「ちょっと教えてほしいんやけど…」と
必ず、枕詞をつけて聞いておられました。

その言葉が、人の心を開く言葉のように聞こえたので
(言い方もありますが)
それを知ってからは私も

お店で、店員さんに質問をする時や
電話で、質問をする時に

「ちょっと教えてほしいことがあるんですけれど…」と

使うようにしています。

気持ちの問題かも知れないですが
この言葉があると
その後、とてもスムーズに物ごとがすすみます。

それは職場で
若い子に対してでも
上司に対してでも、研修会の質問でも
本当に、オールマイティーに使えるので
私は、気に入って使っています。

人って急に、質問をされて
それが、自分の仕事の範疇の質問だと

「何か自分に落ち度があったんじゃないか…」

と、感じる人は多いみたいで
その緩和にも、役立つ言葉です。

そう思うと
謙虚で、質問上手な人たちは、質問の後に
だいたい、プラスαのことを教えてもらっています。
少しずつ、得る情報量が違ってきていると思います。

日常の質問ひとつにしても
やっぱり、人との接し方って大切だな、と感じます。