心理師 juneberry’s blog

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本のご紹介「理由」宮部みゆき

感想

学生時代に宮部さんの作品を読んだ気がしたけれど、作風は覚えていなかった。久しぶりに呼んでみて、作品の長さに驚いた。初めはどこが焦点かがよくわからない状態だったけれど、それが長かったことが余計に、どんどん展開してきて点と点が結びついてくることの面白さに変わってきた。

内容(「BOOK」データベースより)

東京都荒川区超高層マンションで起きた凄惨な殺人事件。殺されたのは「誰」で「誰」が殺人者だったのか。そもそも事件はなぜ起こったのか。事件の前には何があり、後には何が残ったのか。ノンフィクションの手法を使って心の闇を抉る宮部みゆきの最高傑作がついに文庫化。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

宮部/みゆき
1960年東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール読物推理小説新人賞受賞。89年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞受賞。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞受賞。同年『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞受賞。93年『火車』で山本周五郎賞受賞。97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞受賞。99年本書で直木三十五賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)