心理師 juneberry’s blog

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心の底に蓋をしていた子どものころ

大人になるまで、メンタルは強い方だと思っていました。
と言うのも、あまり感情に左右されないし
あまり、悲しいと言う気持ちもなかったですし
泣くこともなかったからです。

嫌なことがあった時には
心の底の方に入れて蓋をする

これが、小さい頃からやってきたことです。
たまに、つらい出来事が上がってきそうになると
ぎゅーっと下に押し込める感じを持っていました。

それで、何にも感じないようにしていたので
小中学生くらいは、きっと
メンタルが強い人だと、思われていました。

今考えると
「言える人がいなかったんだな…」と。
小学生のフォルムをイメージすると
小さいのに、メンタル強く行こうと思ってたことに
自分でも、心が締め付けられる感じがあります。

何も感じないことが、メンタルを強くいられる
一番の方法だと、思っていたんです。

大人になっていくにつれて
弱い自分も受け入れながら、強く生きることを考えるようになりました。
なかったことに、しているだけでは
自分が、前に進めないことが多いと思うようになってきたからです。

いろいろ、やってみました。
心のあり方、自分の軸となるものを持って
心を強くしていこうと、思いました。
斎藤一人さんや、渡辺和子さん、梅原猛さんなど
CDを何度も何度も聴いて
その他、ちょっとずついろんな人の考えを知って
ちょっと、宗教的な感じですが
メンタルが、ぐらつかないようになってきたと思います。

それとは、矛盾するのですが
歳とともに、ある部分
メンタルが弱くなってきたな、とも思います。

キツイことを言われても、気にしなくなってきたかと思うと
些細な言葉で、すごくグサッときたり…
子どもの頃の方が強かったな、と思うこともあります。

いろいろなことを、弾くのではなくて
受け止めたり、感じたりすることで
心を開きすぎているのかも知れないです。

結局はやっぱり
メンタル弱いんでしょうね。