心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

当たり前だけど、見えているものが違う

先日、旅行先で泊まったホテルが

思っていた以上に、駅から遠くて
暑い中、パンプスでコロコロを引いて歩いて15分。
とっても、疲れてしまいました。

荷物を置いて、それから別の場所へ行きたかったのですが
暑い中を、そこからさらに15分
歩く元気が、もうありませんでした。

不本意ながら、タクシーを呼んでもらおうかと考えていたら
同じことを、フロントで尋ねている男性を見つけました。
目的地が同じだったことで、一定の安心感があって
ついつい、話しかけてしまいました。

「○○へ行くんでしたら、私もタクシーを呼ぶので
一緒にタクシーに乗りませんか?」

これは「もったいない」という思いの
セコイ考えから、来たものだとは思いますが…

行き先が同じなら、同業種だろうと
名刺交換をして、関西の方だったので
また、いろいろ情報交換よろしくお願いしますね…
という感じで

タクシーで、現地に到着すると
「仕事で来てるんで、いいです」と代金を支払ってくれました。

本当に、なんとも申し訳なく思いました。
でも、偶然にもつながりを持てたことは
良かったと思っています。

この話を、その日夕食を一緒にとった友人にすると
「よく声かけたね…」と引かれました。

私は、行き先が同じだったし
同じイベントに参加する人だ、と思ったので
(これが大きいです)
何の不安もなかったのです。

でも、そういう問題ではなかったようです。

こんなことは、気軽にできてしまうことだと
思っていましたが
本当にそれぞれ違うんだな、と感じたエピソードでした。