心理師 juneberry’s blog

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「『一人で生きる』が当たり前になる社会」荒川和久 中野信子

感想

何かで読んだともうけれど、女は「仕事」男は「恋愛」で自己肯定感が決まってくることは、再度納得できました。

2040年にはソロの方が多くなり、既婚の方がマイノリティになると…これは衝撃的。

そういった社会に入れないとダメと言う思いが強く、同調圧力が強いのはアメリカの方だと言うことも、すごく意外だった。階級的な考え方が強いらしく、社会の方が優先される欧米だとは、まったく考えてもいなかった。

日本は、昔からソロ文化があったのだと、改めて認識しました。

 

 

出版社からのコメント

ソロ社会、個人化する社会は、決して絶望の未来ではありません。
私たちは一人ひとりが新たなコミュニティを構築していく必要があります。

それは、今までのような、家族・地域・職場という縁で結びついた大勢の人間が
「所属するコミュニティ」の中で協力しあっていくだけではなく、
互いに「接続しあう」ことで、結果としてコミュニティの役割を果たす「接続するコミュニティ」を意識することではないかと思います。
(「あとがき」より)
 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。

著者について

荒川和久
独身研究家/マーケティングディレクター。ソロ社会論および非婚化する独身生活者研究の第一人者として、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・Webメディアなどに多数出演。韓国、台湾などでも翻訳本が出版されるなど、海外からも注目を集めている。著書に『結婚しない男たち―増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル』(ディスカヴァー携書)、『結婚滅亡』(あさ出版)、『ソロエコノミーの襲来』(ワニブックスPLUS新書)、『超ソロ社会―「独身大国・日本」の衝撃』(PHP新書)など。

中野信子
1975年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務後、帰国。現在、東日本国際大学教授。著書に『ペルソナ』(講談社現代新書)、『サイコパス』(文春新書)、『キレる!』(小学館新書)、『悪の脳科学』(集英社新書)、『空気を読む脳』(講談社+α新書)ほか。テレビ番組のコメンテーターとしても活躍中。
 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。

 

 

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