心理師 juneberry’s blog

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「腰痛放浪記 椅子がこわい」(新潮文庫)夏樹静子

感想

夏樹静子さんが腰痛の原因を突き詰めた一冊。すごい。

なんとかしたいという思いと、原因はなんだろう?と言う思いとが交錯している…

心因性はなかなか自分で気づけない…

人間の不思議を感じました。

 

内容(「BOOK」データベースより)

「夏樹静子のお葬式を出しましょう」―苦しみ抜き、疲れ果て、不治の恐怖に脅かされた闘病の果てに、医者はこう言った。時には死までを思い浮かべた鋭い腰の疼痛は、実は抑制された内なる魂の叫びだった。そして著者もいまだに信じられないという、劇的な結末が訪れる。3年間の地獄の責め苦は、指一本触れられずに完治した。感動の腰痛闘病記。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

夏樹/静子
東京生れ。慶応義塾大学英文科卒。在学中からNHKの推理番組の脚本を手掛ける。結婚で一時中断するが、’69年江戸川乱歩賞に『天使が消えていく』で応募、執筆を再開する。繊細な心理描写を用い、社会性に富む題材を扱う。’73年、『蒸発』で日本推理作家協会賞、’89年に仏訳『第三の女』でロマン・アバンチュール大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

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