心理師 juneberry’s blog

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本当に言いたいことって

夫の言葉の使い方と私の言葉の使い方は違うので
すごく困ります。
初めの頃は、気持ちが悪いのでいちいち言いましたが
もう、20数年も変わらないので言いません。

些細なことすぎて、すぐに出てきませんが
「洗濯やっといたし」と言ってくれたとして

(私は洗濯は終わっているんだな…)と思って洗面室に行ったら
まだ、洗っていない洗濯物が残ってっていて
「洗濯終わってないやん!」と言うと
「1回で洗える分だけ終わってるねん」
その後にだいたい「ごめんごめん、言葉って難しいな」と言う・・・。

同じような類のことが
買い物や、ご飯についてもあります。家事ばかりです。

言葉というよりも、出来事の伝え方かな?

夫が、1人でやっていることについて
どう表現していても、なんの問題もないのですが

家事は、2人でやっているので
情報を共有してもらわないと
どうしても、段取りが狂ってしまうので
すごく困ってしまいます。

情報共有のツールとしての言葉をもっと活用してください!
という感じです。

もう一つ、思い出したことがありました。

私がキャリアコンサルタントの勉強をした時に
すごく、心に残ったことは

本人が「言いたいと思っていること」と
「本当に言いたいこと」は、異なるということでした。

どういうことかと言うと

例えば
「〇〇のことについて相談したい」と言って
カウンセリングや相談に来たとしても

よくよく話を聞いていると
本当に聴いてほしい(話したい)ことは
そのことではなく、別のことだったりします。
そのことに、本人も気づいていないことが多いです。

来談目的と主訴は違う、ということを体感しました。
(同じ場合もありますが、少ないように思います。)

相手の話を、表面的に聞いていると
言葉どおり判断してしまいまいがちになります。
だから、そうならないように
本当に、その人が語りたいことを語ってもらうこと
を学びました。

だからと言って
夫の気持ちや背景を推測って…
ということには、つながらないのですが

相手が言いたいことは
語っていることではないかも知れないと思いながら
でも、思い込まず、丁寧に話を聞く
という視点を教わりました。