「若いときには頭が固かった」
と言うようなことを書きましたが
「トンネルソリューション」
トンネルソリューションという言葉があります。これは何かと言うと、私たちが、ITやAIのシステムを作る時についついやってしまうのが何かの目的に対して全く無駄を作らず、まるでトンネルの一本道のようにまっすぐとゴールに向かって道を作ってしまうということです。しかし、このようなシステムはたいへん脆弱でして、少しでも目的が変わったり、仕様が変わったりするとあっという間にフリーズしてしまって動かなくなってしまいます。
目標に向かってだけを、まっすぐに考えていたように思いました。
ある意味、完璧主義に近いような考え方で
スラッグが無かったように思います。
小さい頃から思い込んでいたことは
「優秀であることが、幸せにつながっている」
ということです。
だから頑張るみたいな感じでした。
その軸に関しては、社会人になってもありました。
家族や同じ価値観の人の中では
なかなかその軸自体を、俯瞰してみることはできないですが
いろいろな人と出会ったり、経験したりする中で
そうではないと思うようになりました。
それとは別で、
一見、役に立たないことを
たくさんしてきましたがそれもまた面白い
マニアックな世界が好きなんですね。
若い頃、ボートももっていないのに興味があって
小型船舶4級免許を取りました。
先輩が香道を嗜んでおられて、興味があり一度参加してみました。
茶道にお茶会があるように、お香にもお香の会みたいなのがあって
京都ならではかも知れないですが、面白かったです。
主婦の時ヒマだったので、司書や司書教諭の免許を取りました。
あと、思い出せないですが
すぐに役立たないことって結構好きです。
若い頃は時間があって、いろいろなところへも行けましたが
結婚してからは、めっきり少なくなってしまってますね。
そういうところは
頭が柔らかかったと思います。