心理師 juneberry’s blog

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「罪の声」(講談社文庫)塩田武士

あまりにもよく知っていたあの事件

グリコ森永事件、に似ていて

小説として読めなかった…。

個人的には、興味津々ですごく面白かったです。

子たちのその後がこの通りかどうかはわからないけれど

とにかく、犯罪に手を染めることは

自分に関わる人たちの人生を狂わせてしまう…

ということがよくわかった。

グリコ森永事件の時代の人たちには、とても興味深く読んでもらえる本です。

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅で見つけた古いカセットテープを再生すると、幼いころの自分の声が。それは日本を震撼させた脅迫事件に使われた男児の声と、まったく同じものだった。一方、大日新聞の記者、阿久津英士も、この未解決事件を追い始め―。圧倒的リアリティで衝撃の「真実」を捉えた傑作。

著者について

塩田 武士
1979年兵庫県生まれ。関西学院大学卒業後、神戸新聞社に勤務。2010年『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞、11年、将棋ペンクラブ大賞を受賞。同書は19年NHKでドラマ化された。12年、神戸新聞社を退社。16年、『罪の声』で第7回山田風太郎賞を受賞、同書は「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、第14回本屋大賞第3位にも選ばれた。19年『歪んだ波紋』で第40回吉川英治文学新人賞を受賞。ほかの著書に『女神のタクト』『ともにがんばりましょう』『崩壊』『雪の香り』『拳に聞け!』『騙し絵の牙』などがある。

 

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