「動物農場」ジョーン・オーウェル 高畠文夫 訳
私がKindle本を耳読した本を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(4時間33分)
感想…
物語の背景を知らずに読み始め、途中でその背景を知りました。
その時代を風刺した物語を描いた勇気がまず素晴らしい。
そして、環境が変わっていくにつれて、善悪も変わっていくこと。
客観的に見ていると、おかしいと感じるが、その中にいると日々少しずつ変化していくことに、気づかずに過ごしてしまい、いつの間にかとんでもないことになっている事にも気づかないと言うことなのだろう。
何を信用するのかと言う事を自分の中にしっかりと持っていないと、噂が全てで操られ、最終的には恐怖政治となっていく。
過去から学んでこのことを知っているのであるから、自分は間違えずにいきたいと思いました。
『動物農場』(どうぶつのうじょう、原題: Animal Farm)は、1945年8月17日に刊行されたジョージ・オーウェルの小説。とある農園の動物たちが劣悪な農場主を追い出して理想的な共和国を築こうとするが、指導者の豚が独裁者と化し、恐怖政治へ変貌していく過程を描く。スペイン内戦に自ら参加した体験を持つオーウェルが、人間を豚や馬などの動物に見立てることで20世紀前半に台頭した全体主義やスターリン主義への痛烈な批判を寓話的に描いた物語である。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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