心理師 juneberry’s blog

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「キラーシード”魔の種”」徳間文庫 麻野涼

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間52分)

 

感想…

遺伝子組み換え作物をめぐるミステリーでした。

問題が起こってしまった時の企業の隠蔽体質が恐ろしく感じました。食べ物に関して何かが起こった時、昭和の時代にはそれを隠蔽し子どもが障害を持つようなことがあったけれど、もう、今の時代にはそんなことは起こってほしくないと思ったことと、未知の世界には、色々な可能性があるので少し怖い気がしました。

 

内容(「BOOK」データベースより)

群馬県小沢岳で男性の絞殺死体が発見された。被害者は種苗会社の社員。遺伝子組み換え作物をめぐり、農家を説得するため交渉に当たっていた。一方、静岡県の薬剤師向井は、産婦人科医師から不自然な流産が頻発しているとの相談を受ける。調べると患者に共通するのは、ある農場の生産品を食べている点だった。二つの事件を繋ぐ接点とは?背後に潜む恐るべき真相。書下し長篇サスペンス。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

著者について

1950年埼玉県生まれ。早大一文卒後、ブラジルへ移住。パウリスタ新聞勤務。本名・高橋幸春で第6回潮ノンフィクション賞、第13回講談社ノンフィクション賞を受賞。00年「天皇の船」(文藝春秋)で小説デビュー。03年「国籍不明 上・下」(講談社)が第6回大藪春彦賞候補となる --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

 

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