心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

「パリの国連で夢を食う。」川内有緒

私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

読み終えるまでの平均的な時間( 4時間31分)

感想…

とても面白かったです。

国連の話と言うよりも、各国の文化の違い、そしてパリの風土を著者の日常から知ることができました。日常生活の些細なことが違う…それぞれの育ってきた国や地域によってこれほど異なるんだな、と感じました。

違いの背景を聞いてみると、それぞれにその意味はわかるけれども、文化の違いとわからなければ、冷たいと感じたり、おかしい?と感じたりする感覚も読んでいて感じました。

海外で生活したことのない私には、とても新鮮に感じられました。

内容(「BOOK」データベースより)

世界一のお役所の舞台裏は、驚きの連続だった!新田次郎文学賞を受賞した川内有緒が、パリと国連での5年半におよぶ体験をユーモラスに描いた、30代女性のライフストーリー。  --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。

著者について

川内有緒
東京都出身。日本大学芸術学部卒、アメリカ・ジョージタウン大学にて修士号を取得。コンサルティング会社やシンクタンクに勤務し、中南米社会の研究にいそしむ。その合間に南米やアジアの少数民族や辺境の地を訪ねた旅の記録を雑誌や機内誌に発表。2004年からフランス・パリの国連機関に5年半勤務したあと、フリーランスに。現在は東京を拠点に面白い人やモノを探して旅を続ける。書籍、コラムやルポを書くかたわら、アートや音楽イベントの企画にも関わり、自身でもアート・スペース「山小屋」を運営。著書に、パリで働く日本人を追ったノンフィクション、『パリでメシを食う。』(幻冬舎文庫)他がある。『バウルを探して〜地球の片隅に伝わる秘密の歌〜』(幻冬舎)で、第33回新田次郎文学賞を受賞。  --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。