心理師 juneberry’s blog

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いい感情表現のモデルがいなくて…

私は子どもの頃から
感情を出さない生活をしていたように思います。
感じてはいるけれど、表現することに蓋をしている感じで
表には、出さない。

だから、大人になった今
焦っている時や、緊張している時
「全然、顔に出ないね」と言われます。

大人になって学んだことは
驚いた時や、嬉しい時には
嬉しい気持ちを表現をした方が
周りの人に喜ばれるということ。
悲しい時にも、表現してもいいこと。
怒っている時には、もともと顔に出ないので
ちょっとだけ、顔に出しながら淡々と伝える。

子どもの頃に表現することに蓋をしていたので
感情を表現することに、自分自身のハードルはありますが
外で、感情を出しすぎることはないので
周りとの人間関係は、悪くなりにくいです。

それと、子どもの頃は
感情に、蓋をしていたようなところがありましたが
感受性は豊かだったと思います。
感受性と共感性とが、少し混じった話ですが
相手も感受性が高い、とイメージしてしまって
昔から、余計な心配をしてしまうところもありますね。

そして、私には二面性があるようで
恥ずかしい話ですが
長男が小さい頃は、いろいろできない息子を見ていると
イライラする感情が、いつも爆発していました。
良い感情の出し方のモデルを
自分の中に、持ってなかったからかも知れないです。

でも、今考えると
その頃は、結婚、出産、親のこと、経済的なこと…
とにかく、本当に心の余裕がなくて

さらに子育てで
「不利な状況になるような予測」
が私の中に、あったようにも感じました。
漠然とは、感じていたけれど
自分も辛かったんだ、と改めて思いました。

今は、いろいろ解消されて
心に余裕ができたと思います。