心理師 juneberry’s blog

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選択理論での「責任」とは

選択理論の中で使われる「責任」とは、世間で一般的に用いられる「責任」とは意味が異なっています。

責任とは、他人の欲求充足の邪魔をしないで、自分の欲求を充足すること。(ウイリアム・グラッサー)

または

責任とは、他人の欲求充足の邪魔をしないだけではなく、他人の欲求充足のお手伝いをしながら、自分の欲求を充足させることである。(柿谷正期)

まずは、自分がコントロールできるものと、コントロールできないものとを理解し、区別します。

自分がコントロールできることと、自分が影響を与えられるもの、自分にはどうにもできないものの区別ができていると、自分の人生を効果的にコントロールすることに向かっていくことができる、とされています。

そして、コントロールできていることは、自分の欲求を調和させて満たしていることを意味しています。