心理師 juneberry’s blog

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歳をとると記憶が美化されてる?

歳をとると、考えることが増えるのかも知れないな
と、最近感じます。
昔のことを良かったこととして
記憶が書き換えられてきているような気もします。

思い起こされることを
自分の中で、あーでもない、こうでもない、と考えながら
昔のことを整理していって開示していくことが
自分にとって、とてもいい作用がある気がしています。
(自己満足ですみません)

働き方からは、ちょっと話はズレるのですが
家族形態と働き方の関係性から思ったことは
母親は「女子は学歴よりも教養を…」という考え方の人で
子育てのほとんどは、母が握っていたので
両親とも同じ考え方だと思い込んでいました。
大人になるまでは、両親が違う考えとは
あまり、気づいていなかったです。

父とはいつも議論をしていました。
でも、考え方を持つこと自体を否定する父親ではなかったんです。
(意見はたくさんいわれます)
友だちに、中学、高校時代の親子関係の話を聞くと
「父親と議論なんて、あり得ないよ」と言われ
議論以前に、意見は聞いてもらえなかったとのことでした。

母親が、子育ての前面に出ていたので
体裁を整えたい家庭ではあったんですが
父親自体が自由人でしたし
子どもの意見も、ひとつの意見として
捉えてはくれていたと感じます。

古い考え方の母親と、効率的、合理的な自由な考え方父親との
家庭だったので、いい具合に両方とも私の中にあります。

職場で、理不尽ことや
権威や不平等がまかり通っているようなことがあると
それに巻かれておこう…なんて、まったく思えないです。
心が縛られるとしんどいので
すぐに、離れてしまうか、つい闘ってしまいます。
(闘うのは、得策ではないですよね)

私が考えていることと、かけ離れていることや
自由な考え方が、できないような中では
生理的にやっていけないところがあるので
そこから離れていく傾向が私にはある、と思いました。

何か起こっている、その時には
うまく言語化できていないですけど
振り返ってみると、自分に合っていないと感じると
だいたい自分から離れて
自分が伸び伸びできるところへ行っていますね。
少し美化されてるかも知れないですが…