心理師 juneberry’s blog

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インフレの影響を受ける明治生まれのおじいちゃんの保険金

若いころ
金利と景気とを覚える時の
自分のフレームワークとして
銀行が金利を下げると
みんなが銀行にお金を預けても意味がないので
預けなくなって市中で使いだして
景気が良くなる…と捉えました。
景気が悪い時には金利が下がる
景気がいい時には金利が上がる
私の中の簡単なフレームワークです。

デフレの時は、どんどんと金利が下がって
でも、みんなはお金を使わず
さらにモノの値段が下がって、また金利が下がって…

私が大人(?、自分で生計を立てるようにかな)になってからは
大きくは、デフレしか実感がありません。
戦後、40年ほどはインフレが続いてきたこと
そんな時代を経験してみたいな思います。

思い出したことですが
ちょうど1990年
いわゆるバブルで日本の景気が良かった頃に
同居していた祖父が亡くなりました。

その時、誰も知らなかったような
祖父の保険金がおりてきて
その金額が20万円か50万円かだったと思います。
どういうことかと言うと
祖父が若い頃から貯めていた保険金は
もらう時には、こんな金額なんだ…

祖父は、大手の生命保険会社に勤務していたので
たぶんですが
昔から良いと思われる保険に入っていたのだと思います。
そして、当時は50代で定年退職だったので
1970年代に定年退職して、隠居(ヒマ)していました。

当時、家族の中でも
「明治生まれのおじいちゃんが、若かった
その当時満期の額が20万って
すごかったんやろうな」
「ホンマにインフレってすごいな…」
という話をしていたことを思い出しました。
結局、お金もモノなんですよね。
その時々での価値が違うことを感じます。