心理師 juneberry’s blog

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人にやさしくするとは…

若いころは「断ることは優しくない」
と認識していたようで、断るのが苦手でした。
別に、やさしくなりたかったわけでもないのですが
なんでしょうね…

少し、できるようになって
自分にできる範囲で、相手を助けるように
もう少し詳しく言えば、その時を助けるのではなく
自分でできるように支援する、感じになってきました。
(でも、相手の抵抗があることも多いです)

以前、攻撃性のある女性が、職場にいた時に
友人は「でも、仲いい人にはやさしいやろ?」
と言いました。

そうなんです。
私にはやさしいですが、それは私には違和感でしかなく
付き合うには、モヤモヤしてしまって(出しませんが)
嫌な感じがしていました。

友人は、「仲のいい人にはやさしい」と受け止めて
その人と付き合える。
私は、モヤッとしてしまう。

人それぞれだな、と思いました。

困っている人、誰にでも
手を差し伸べられるやさしさは
転勤当初には、よくわかります。

知らない私にでも、やさしくしてくれる人は
大切だと思っています。

そして、少し経って年齢や役職がわかってくると
周りには、表面的なやさしさが増えてくるので
だんだんと、見分けられなくなって
私は、ホンモノが分からなくなってきてしまいます。

私はアドバイスは、基本的に求められればしますが
困り感がなければ、言う意味がないので
困っていない人には、わざわざアドバイスはしないです。

ただ「困っている、困っている」と言いながら
そういう自分が好きな人もいるので
そんな人には、一度私の思う方向性を示してそれだけです。
(話を聴いてほしいのなら、聴きますが
アドバイスをすると「でも、でも」となるので苦手です)

話は変わりますが
たまに「誰も声かけてあげないのかな…?」
と、すごく驚くことがあります。

一度外したマスクを着け間違えて
裏返しでしていて、表にファンデーションがついていたり
洋服の背中から、タグが上向きに出ていたり
ニットを着ている人をよく見ると、ニット自体が裏返しだったり
(これは分かりにくかった)
式に出る前、スーツの襟が曲がっていたり…

(今日、私に会うまで誰も言ってあげなかったの?)
なんで?なんで?って感じです。
すごく不思議で、ちょっと悲しくなります。
私なら、すぐに言ってほしいです。
だから、職場内なら知らない人にでも
1秒でも早く言います。(そっと言います)
言いにくいのかな。