心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

潜在的に…

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小学6年生の頃の話です。 

その頃は「いじめ」という言葉はまだなかったので、仲間はずれという認識でしたが、後々、「いじめ」という言葉が出てきたときに、「あれはいじめだった」と思いました。

クラスへ来た転校生の女の子が、なかなかクラスに馴染めず、だんだんと女子に無視されて、男子にも無視されて、みんなに陰口を言われるようになりました。

でもその女の子は、大人しい子だったので、その子の性格がどうこうということではなく 、見た目がどうだとか、そういったことを言っていて、みんながその子を露骨に避けるようになりました。クラスのほぼ全員から避けられていました。

私はその子を見て逃げたり、避けたりしていなかったのですが、友だちになってもいませんでした。登校拒否(とその当時は言いました)になって、少しお休みもしていました。すると担任の先生が、私と友だちを呼び出し「仲良くしてあげて、友だちになってあげて」と先生に言われました。

私も大人しかったのですが、タイプが違って、嫌いとかではなかったですが、特に共通点や話題もなく

「友だちって難しいな」

と思いました。 

 

でも、小6なりに考えて 

とりあえず、友だちと3人で交換日記をしました。ただ、初めから仲良かったわけでもないので、形だけだったと思います。

小6の私にとっては、形だけっていうのが、どうしても納得いかなかったです。 

結局、小6の私が、一番引っかかったのは

「友だちになってあげて、と先生に言われても友だちってなれるもんじゃないよ」という思いでした。

今思うと、たぶん先生は

「休み時間を一緒に過ごしてあげてほしい」

と言うようなことをいいたかったのだろうと思いますが、友だちって…。 

当時の私にとっては、仲のいい人のことで「そんなの急に難しい…」と思っていました。

その後は、卒業まで交換日記はしていました。いろいろあって学級会とかあったようにも思いますが、クラスで解決はしていなかったと思います。当時の私には、先生に対する不信感が一番大きかったです。それは、すべてを丸投げしてこられた感が強かったからです。

でも、先生も必死で、最善を尽くしていたと考えると 

今でも

「小6だった私の取るべき正解の行動って、何だったんだろう」

って自問自答します。

歳とって今は、お節介な部分が出てきて、そういった人がいると、積極的に話しかけたりしますが

「それは、潜在的に小学生の時の体験が関係しているのか・・・?」 

自分ではわからないです。

 

ただ、何がどう関係して、今の私ができあがっているかは、わからないですが

アニメの小公女など(後で報われると分かっていても) 

いじめられるシーンはとても苦手で、いじめのニュースも見たり聞いたりするとしばらく、本当にしんどくなります。

最近、HSPだということも分かったのですが 

昔から、仲間はずれや意地悪、人の攻撃性については、とても敏感に察知してしまいます。 

だから、私はいじめに合ったりしませんが、無防備な人をみると助けたくなります。 

(小6の時はそんな風に思ってはなかったような、どう思っていたのかは思い出せないです)

でもそういう無防備な人をみると

「ほんわか家族で育っているんだ」

と考えてしまうところから、あんまり考えたくないですが、潜在的に家族が関係していると私自身が感じてるんだと思っています。

でも、これ以上は自分でもまだ怖くて考えたくない領域です