心理師 juneberry’s blog

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やる気なし無気力と。やる気の空回りは焦りから…?

f:id:juneberry-miyatomo:20210705214452j:plain私は、二面性があって 

やる気があるモノと、そうでないモノの差が
とても大きいような、気がします。

だから「やる気」は、基本的にはない方です。
高校生くらいの頃は「無気力な年代だ」と
よく言われていた気がします。
まさに無気力が基本かも。

でも、やりたいことにはやる気がいっぱい出るので
あまり困ったことはないです。
あと、やっておいた方がいいことも
将来の自分を考えたら…と思うと
一定のやる気が出ます。
だから、時間割引率低い、ドルコスト平均法大好きです。

それも、時間割引率高い人が多いと聞くと
また、俄然、今のうちにと思って、やる気が出ますね。

朝起きられない時、学生時代のバイトでは
「今日働いたら〇〇〇〇円もらえる」と思うと
スッと起きられたのですが
卒業して、働き出すと有給休暇というものがよぎって
「行っても行かなくても、お給料が変わらないなら
有給とりたいな…」
という思考になったりしていた時もありました。

やる気の空回りで思い出したことは
次男の中学受験の頃のこと…。

次男は、とても真面目で
児童会の会長をやったりしながら
地域の小学校では、できる方でした。

受験のために大手の塾に通い出し
また、学年が上がるにつれて、どんどん賢い子が入ってきて

みなさん、超難関を狙っているので
なかなか授業も難しく、塾では成績も振るわ無くなってきました。

でも「寝る以外は勉強」
と言われた言葉を、しっかりと守って
ハチマキ巻いて、頑張っていました。

毎回のテストや模試等で
理想の自分と、現実の自分とのギャップにも
気づいていたと思いますが
気持ちばかり焦っている様子は、わかりました。
やる気の空回りのように感じます。

あの時、何がしてあげられたのかはわからないけど
(志望校選び、もう少し何とかできたのか…)
最終的に、希望していたところに行けなかったという事実だけが
小6の次男にのしかかり
希望ではないけれど合格した、滑り止めの学校の入学式で
涙をにじませていたのを思い出すと
今でも、ウルウルしてしまします。

そんな次男も、高校3年生になりました。
サッカー部の部長をしていたらしく(最近知りました)
今年、大学受験。
もう6年経ったかと思うと、成長したな、と感じます。

「最近、できなくても、悔しいとか思わへんようになってきてん
昔は、ちょっとできひんかったら、悔しかったのにな…」

と、こないだ言ってきました。

「それは、勉強ができないことと、感情とが別になったんと違う?」
「平常心でできる方が力がでるらしいよ」

と、わかったようなことを適当に返しました。
真偽は、よく分かりませんが
気持ちだけが、空回りしていたあの頃は
そのせいで、持っている力すべてを
出せなかったのではないか、とも思います。

もし、6年前のあの頃に戻っても
なんて声をかけてあげたらいいのかは、まだ分からないですが
この6年で、成長したことだけは明らかな事実ですね。
よかったです。

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