終始平易な言葉を用いて説明されているので、わかりやすいです。
日本再興のグラウンドデザインについての
具体的な例えを交えながら、政治、教育、会社、コミュニティ等に分け、詳しく説明されています。
本書は2018年の発行であるのですが
先を予測した記述の中には、リモートワーク等についての記述もあって
着実にイメージされた未来が近づいていると感じました。
明治の偉人たちのほとんどが松下村塾、慶應義塾などから生まれていて
それが現代のサロン教育であると解かれています。
若者を育て上げてきた吉田松陰たちがやってきたように
時代を変える時には、同じビジョンを持っている人たちが必要であって
「日本再興戦略」というビジョンを共有して
試行錯誤しながら、日本をアップデートしていきたいという
落合さんの熱意が伝わってきた本でした。