心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

弥生志郎の私が読んだ3作品「明日、今日の君に逢えなくても」他

 私がKindle本を耳読した本を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

私は年甲斐もなく、ラノベも好きなんですがブログにはあまりあげていません。

今日は、思い切って最近読んで面白かった弥生志郎さんの本をご紹介します。

弥生志郎さんについては、初めて読んで面白かったので3冊続けて読んでしまいました。

 

「明日、今日の君に逢えなくても」

読み終えるまでの平均的な時間(4時間12分)

 

 

明日、今日の君に逢えなくても (MF文庫J)

明日、今日の君に逢えなくても (MF文庫J)

 

 感想…

多重人格障害のようなシノニムと言う病気を持った少女が主人公です。自分の中に複数の人格が存在しています。それぞれの人格がお互いのことを思いやりながら、その中でも自分の人生を全うしようと言う姿が心に残りました。

その中での兄の存在がとても大きく、保護者みたいな立場でもあり、1人の少年として、兄としての振る舞いに心があたたまります。

ちなみに、シノニムというのは架空の病名です。

 

内容(「BOOK」データベースより)

「わたしは、あなたが好きです」夏祭りの夜、由良統哉は妹に告白され、ファーストキスを奪われた。だが、彼女が誰なのか統哉には分からない。何故なら、彼女の身体には三人の少女の人格が宿っており、『かごめゲーム』の真っ最中だったから…。彼女たちの中で誰が本当の人格なのかは誰にも分からず、普通の女の子に戻る方法は一つだけ。それは、別人格が夢を叶え、この世界から消えること―そして、夏祭りの夜から少女たちはそれぞれの想いを抱く。ある少女は音楽を奏で、ある少女は全力で疾走し、ある少女は恋を綴る。たとえ自分が偽りの人格だったとしても、最後まで自分らしく在るために―現在を駆け抜ける四つの青春群像劇、ここに開幕。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

 

 

 

「中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる」

読み終えるまでの平均的な時間(2時間47分)

 

 

 感想…

ビッチな噂のある音少女と陰キャな少年が主人公。その2人が付き合いだします。

傷つきやすい少年の心を、とても一途な優しい少女の気持ちが、少しずつ少年の心を溶かしていく様子、私は嬉しかった。

ところどころで少女が少年をからかう様子が面白いです。

ボーイ・ミーツ・ガール。続巻があるようです。

 

内容(「BOOK」データベースより)

恋愛なんて非効率だ―そんな恋愛アンチを掲げる十神里久は、ある日の放課後に探し物をする女子生徒を見かけ声をかける…が、「もしかして、私とえっちなことしたいの?」「え…はい?」その水守結衣という少女は、ビッチとして有名な学校一の嫌われ者らしい。その後、里久は水守の探し物を手伝ったことをきっかけに仲良くなり、後日告白されることになる。恋愛を諦めた里久は水守に対して恋愛感情はないが、とある理由から彼女のために付き合うことになり…!?「ねっ、ちゅーしよ?」「里久君成分が不足してるから補充しなきゃ」「さっきから、ずっとどきどきが止まらなくて」中古(?)で一途な女の子との青春ラブコメ、始めました。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
 

 

 

「Q .もしかして、異世界を救った英雄さんですか?A.違います、ただのパシリです。」

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間42分) 

  感想…

陰キャでぼっちな主人公かと思っていたら、まさかの英雄でした。

図らずも、異世界の雰囲気を交えた学校生活が始まります。

主人公の立場が少しずつ変化していく中で、自分にとって何が大切なのかを、友だちから教わります。

登場人物のやりとりの面白さの中にも、人や自分のことを思う気持ちの大切さが伝わってきました。

 

内容(「BOOK」データベースより)

織原識は(嫌々ながらも)異世界の危機を救った英雄にして元引きこもりの少年である。現代へ戻った識は殺伐バトルな過去をぶん投げ、高校でのパシリ生活、もとい青春を謳歌していた―が、そんな学園ライフをぶち壊したのは落ちこぼれの女神だった!「ねー、識さま。パシるついでにもう一度異世界救ってくださいよ~」「一応聞くけど、お前女神だよな?」さらに英雄としての識を求め、別世界から女騎士とエルフまでもがやってきてしまい―「識、私と共に戦場を駆けてくれ」「あ、そういうの間に合ってます」「シキ、アーシェと子作りしよ?」「ぐ…間に合って、る!」「ハーレムもあるよ?」「…だから、俺はもう異世界に行きたくねえんだよっ!」 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
 
 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

弥生/志郎
1992年生まれ。2012年にMF文庫Jにてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

 

まとめ

私の好きなライトノベルズでした。

私が読んで、スッとするタイプのお話です。

学校生活の中で陰キャな存在が思うことや、そこから出てくる「嘘みたいな話」とても面白くて好きなんです。

弥生志郎さんの作品3冊しか、まだ読んでないですが

主人公が優しい。人のことを考えていて、思いやりのある優しい陰キャたちが、活躍するところが爽快でいい。

また、こういうお話も投稿してみたいと思います。

 

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

 

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