心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

「かわいそう劇場」に何歳までいるんだろうかと、ふと思う

f:id:juneberry-miyatomo:20210604062113j:plain小さい頃は、無意識に自分を騙していたと思います。

気持ちの借金が、きっとありました。

役割を演じていて、でもそれが普通だと思っていたので
何も大変に感じては、なかったです。

大学くらいから離れて、こんなに楽な世界があるのかと思ったし

心が楽な状態があると
幸せすぎて(心が楽すぎて)

きっと、もう死ぬ時期が近いんだ…(事故とか…)
これは、最後のご褒美なんだ…と

本気で思っていました。
もちろん、大人になってからです。

不安な精神状態がデフォルトだったんです。

大人になってから、機能不全家族だったかもと思って
いろいろACの本を読みました。
まぁ、そうだったんだな、と言う感じです。

でも、私もまだまだ見栄っ張りで
相手や環境が悪い、母が悪い、そして怒りがあります。

先日読んだ本、ホントに偶然Twitterで見つけて、日曜日に読んだ本
「死んだら生きれない 50円玉2つからの波瀾万丈復活逆転人生劇場」 幸坂ゆうあ 

から、自分の欺瞞に気づきました。

この本には、

昔の小さい頃の、アルバムの写真へ親がつけてくれたコメントを
見たくない かわいそうじゃなくなるから

かわいそうな私でなくなる…

みたいな内容があって
筆者は「かわいそう劇場か」ら降りられなくなっていた
とありました。

まさに、私もその通りで
小さい頃から「シンデレラ」が大好きで
「かわいそう劇場」に憧れて、自分の境遇と勝手にリンクさせて
装飾しているところもある…

当時の事実を、客観的に事実として見たら
若干違うのだけれど
それは、まだ認められない感じ…

かわいそうな自分じゃなくなることは
私にとって、死活問題なんです。

でも、なぜ「かわいそう」を守ってるんだろうとは
考えたことがなかったですね。
今の私は、どうなんだろう。

朝から、重いなぁ、すみません。

それをどう自分の中で受け止めていくのかが
私の課題ですね。

 

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