心理師 juneberry’s blog

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ゆるい方が成功する 肩の力を抜いてみて…

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なんか、感覚でわかります。

私は子どもの頃から、どちらかと言うと真面目で
何でも真剣に取り組む方でした。

中高生の頃、フルートを習っていたのですが
ビブラートができなかった…
当時、練習してもなかなか難しかったんです。
先生からは
「フッフッって、息をだんだん速くしていくとできる」と
先生に説明されても
理論的には分かっても、実際どういうことかピンとこなくて
とりあえず、言われた通りに「フッフッ」ってやるんですが
あってるのか、どうかもわからないし
できない・・・みたいな感じでした。

フルートを初めた頃は、楽しかったんですが
大学受験の視野に…とか
だんだんと、義務で練習するようになってくると
いっぱいいっぱいに、なってきてました。
(結局、大学受験はしなかったです。)

だから、あまりいい思い出がなくて
しばらくは、楽器ケースも開けなかったのですが
30代になって、ちょっと趣味で吹いてみました。

生の楽器を見たことのない人もいたりして
みんな喜んでくれて、楽しい。
肩に力が入らない、って言う言葉がピッタリだと思いました。

すると、吹いているうちに
ビブラートが自然とできている
自分でもすごい、と思いました。
技術的には、昔のようなことはできないですが
歳を重ねて、肩の力がいい具合に抜けて
だから、できるようになることってあるな…と実感しました。

あと、今の職場には3年前に転勤してきましたが
とても遠いので、どうせすぐに転勤するだろうと思って
思いついたことを、思い切ってやっていました。
どうせ、来年はいないだろうから…と。

しがらみがないので、本当に気軽にやってました。
すると、意外に結果が出ました。

20代で営業をやっていた時にも、同じような経験をしました。

よく言えば、気楽に
悪く言えば、適当にやっている方が
私は成果を出せるんだろうな、と実感しています。
特に、真面目で正面から取り組むような人は
ちょっと、適当さがあった方がいいように感じています。

以前は、自分が必死に頑張りすぎて、空回りしてしまうような感覚がありました。
そういう時には、自分の頑張っている感に酔っていたこともありましたし、自分のことが必死で全体が見えていなかったことや、私は人の評価が気になりすぎて思い切って自分の思ったことをすすめられなかったことなどありました。
だから、感情ではなくて、淡々とすすめること、ゆったりと全体を観る、自分の考えをもって動く、が私のカギだったかな、と思っています。
私の性格から、自分の中に失敗してもいいからやってみる、というゆるい感じをもちながら、適当にやっていくくらいで、周りから見てちょうどいいんだと、今は思っています。必死で余裕がない人の言うことって、説得力に欠けて安心してついていけないですよね。

 

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