心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

空気を読んで抑圧システムと付き合う

私の育った実家が、いわゆる体裁を気にする家だったので

子どもの頃から、周りの空気を読むようになりました。

周りの人の顔色をうかがったり
空気を読んだりすることは
小さな子どもの頃には、必要ないことですが
時々、人の表情や発言から察する…というような力が役に立ちます。

これは、訓練して身につけるものでもないので
そんな時には、ありがたいと思えます。

職場でも、意見を通したい時には
空気を読んで、根回しというか、いろいろな人と話して
そして、意見が通るようにしていました。
日本的なやり方だな、と思っていましたが
抑圧システムとうまく付き合っていることになるのかな、と思いました。

あと、職場の男性管理職について思うこと
確かにヒエラルキー感というか、秩序を乱すことを嫌うイメージがあります。
我慢することが美徳だから、我慢するみたいな
そういう人が、多いように感じます。

逆に、私の周りの女性の発想では
「我慢せずに、変えていこうよ」という思考になることが多いです。
それは、女性は家事をやっていることがまだまだ多くて
(家事は、予定通りにいかないことばっかりなので)
なんでも、臨機応変に考える思考があるのかな…
と、思っていました。
同世代の女性管理職とも、そういう話を何度かしたことがありました。

人の問題かも知れないです…。

今週、我慢について考えた時に
一番、私の中で落ちたことは、我慢と恨みの関係です。
言われるまでは、気づきませんでしたが
自分がそうだったので、とても怖く感じました。

人に我慢をさせて、恨みをかわないようにしたいと思います。