心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

50代仕事しながらの勉強方法 公認心理師Gルート合格までの勉強方法を軽くシェアします #3加齢との戦い

50代の私が勉強しながらぶつかった壁は「記憶力の壁」若い頃の記憶力がなくなっている…と言うことでした。今回は加齢で記憶の衰えを感じられる方へのメッセージとなっています。

試験勉強を始めてみると2回目、3回解いている問題でも、まったく覚えておらず、初めて解いたような新鮮な印象を受けながら解いている状況に危機感を感じました。そこで、2つの方法を考えました。

1つ目は

毎日触れることによって、しっかりと覚える方法

2つ目は

最終2、3週間で詰め込む方法

この両方を併用しました。

 

1 毎日触れる方法

(1)暗記リスト

毎日触れる方法については、絶対に覚えなければならないと思う人物や心理検査等についてのリストを作成し、毎日チェックする。

具体的には暗記カードのようなイメージです。その物事に対して答えられるかと言うことです。

(2)ボイスメモの活用

Kindleの読み上げで、通勤時間に参考書等の全体は聞いていますが、自分が弱いところ(間違った問題と解答)を自分で読み上げて移動中や家事をしているときに聴き続けました。

これは、有効だったと思います。

(活用方法)前日に問題を解いたとして、その時の間違い問題をボイスメモに入れておきます。それほど時間はかかりません。読み上げるだけです。

そして、翌日の通勤時に聞くと、また新鮮に、答えはなんだったかが分からないんですね…

数時間前にやったものなのに…と自分でも嫌になりましたが、ボイスメモで聞かなければ、さらに思い出さなくなるんだろうな、と感じました。

(3)目のつくところに貼っておく

私は、リビングの目のつくところにいろいろ貼らしてもらいました。心理検査や人物についてなど、暗記事項を貼っておいて、自分が何度も間違うものを追加していきました。

そして、目についたときや通りかかったときには、声に出して読んでみる(余裕があれば)と言う感じでした。

ですので、9月頃の試験前はウチのリビングは、なかなかな状態になっていました。

2 最終2、3週間で詰め込む方法

「2、3週間」と言う根拠はないのですが、参考書で一度やった問題を一周してからやっても忘れていたことが多かったので、その周期が長いのだと考えました。その周期を短くすることでと考え、最終の2、3週間はできなかった問題をひたすらする期間としました。ただ、たまにできた問題もしないと不安だったので、たまにはできた問題もしましたが、2、3回間違っていない問題は、その問題を覚えていなくても、解答は間違えないと判断しました。

最終の2、3週間、9月頃からやった問題としては

・オレンジペンギンの間違えた問題
・受けた模擬試験で間違えた問題
公認心理師対策問題で間違えた問題

それぞれの間違えた回数は自分で決めます。そうしないと多くなりすぎてしまうからです。

過去問を入れなかった訳は、過去問がそのまま出ることはないと思っているので、過去問から考えられた問題をたくさんやることが有効なのではないかと考え、時間の限られている最終段階では過去問は取り上げませんでした。

9月以降は、前回も書いたのですが、平日は勤務先からの帰りの勉強時間がほとんどでしたので、チェーン店でひたすら間違えた問題に集中していました。

3 合格した人たちを見ると

現任者と言うことで、周りの合格した人たちを見ると定年退職をされた方も多いです。模擬試験を受けに行った時にも、年齢層が高いな、と感じました。

と考えると、私が「加齢」の壁を感じているけれども、先輩方はそれを突破してきている事実があり、自分にできないはずがないと思えました。

加齢は、記憶力を奪っていきますが、根気強くやっていけば合格ラインには到達できるところまでは行くことができると思います。