誰が困っているのか
息子たちが小さかった頃には、いちいちダメだしをして
自分もイライラしていましたが
いろいろな本を読んだり、人からお話を聞きながら
「誰が困っているのか」
というところに視点を置くようになりました。
子どもたちは困っていないので、何も直す気もない
「私がちゃんとさせたいだけ」で
私が困っているかというと…
イライラして困っているけれど、私自身も片付かない程度で実際は困っていない。
朝、何回起こしても起きないけれど
結局、最後には私が起こすから、子どもは困らない。
だから、子どもに困らせる体験をさせる。
そのために「私が起こさない」という
めちゃくちゃ自分にストレスのかかることをしました。
一見冷たいようですが、一番難しい、見守りでした。
長男が小4くらいの頃。
やってみると、なんとか学校に間に合うようには行く。
自分なりに「これではやばい」という線引きはあるようでした。
ただ、朝もっとゆっくりと、片付けもやってとか、バタバタせずになんて言い出すと、それは難しいのですが…
他のことについても同様でした。
だんだんとそれを実践している間に
息子自身が、自分で「やばい」と感じることは、自分でやっていました。
この辺りから、私は吹っ切れました。
楽になって、息子たちも楽になったと思います。
だからといって、家の中がめちゃくちゃかというとそうでもなく
あまり変わりません。
大きく変わったのは、私の気持ちだけだったと思います。
主体的に、とよく言いますが
それを持たせることって
生きていく中で、本当に一番大切だと思っています。
親が、やいやい言って、やらされていても力にはならないと感じています。
息子たち、端から見てどうかは別として
主体的に生きられるようになって、よかったと思っています。
日々いろいろは、ありますけどね