心理師 juneberry’s blog

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違いを受け入れるということ

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私は、3世代同居の家庭で育ちました。

生活の中で

祖父母世代から、理不尽なことを言われたり

父母からもいろいろ言われたりしながら、育ってきたのと

両親も私と考え方が、まったく違っていたので

「人は違って当たり前」

という感覚が身についていました。

小学校へ入ると

他の子が違うことをしていたり

変わったことをしていたりすると

それを受け入れられない友だちがいました。

私には、他人との違いを拒否してしまう感覚がなかったので

そういった人もいるんだな、と思いました。

また、職場でも意見が違う人がいると、どこかしら

「その人が、自分を困らせようと思っている」

と考えている人も多いように感じます。

誰かを困らせようと意見を主張している訳ではなくて

自分の思っていることを主張しているだけなのですが

他人と意見が違うことにアレルギーがある人は

どうも敵意として、受け取ってしまうことが多いように思います。

私が、そういった場面に出会った時には

相手の人が主張している意味を、間に入って丁寧に解説してみると

納得してもらえることが多いです。

ただ

その人たちは、自分では他人の行動の解説はできないことが多いので

また、少しすると

同じように対立してしまうような場面になってしまいます。

 

でも、私も

毎回は、お話してはいられないので

私もだんだんフェイドアウトしてしまいます。

他人との違いを個性として受け入れられると

もっと楽になるのに…

と感じます。

結局、やっぱり楽なのは

同じバックグラウンドの人と話す時です。

 

それは

いちいち説明しなくても

話が通じるからです。