本のご紹介「哀しみアプリ」高山環
感想
高山さん何冊目かの本。
高山さんらしい人間の心と、ICT融合させた作品だなと感じました。自分の妻の死から、その過去を疑いながら展開していって、私も展開を推理をしていたけれど、私にとっては意外な結果でした。
古い言い方ですが、機械と人間の心とが一緒になって…的なストーリーって結構あるんだな、と最近感じています。
ただ、その本も最近出たわけではないんですけどね。そう言う作者は、本当に先見の明があるなと思います。
高山 環(Amazonより)
小説家・童話作家
長編小説を主なフィールドにミステリーや恋愛など様々なジャンルの物語を紡ぐ。大人も子どもも楽しめる童話も執筆。
「哀しみアプリ」はAmazon有料ランキングで1位を獲得(ロマンス部門)。
『ついのべ』と呼ばれる140文字以内のツイッター小説を今までに1,500作以上公開している。
最新作は、マンションが謎の膜に包まれるミステリーサスペンス『コクーンマンションへようこそ』と中年棋士の苦闘を描いた『磐田の棋理』。
<受賞歴>
第二回・第三回ツイッター小説大賞の優秀賞を二年連続受賞