心理師 juneberry’s blog

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遺伝子変化によって・・・

前までは「がん」と言うと
「死」をイメージする病気でしたが
ずいぶん、変わってきたと思います。

一昨年前、80歳の父をがんで亡くしましたが
その1年前に、がんで余命約1年と告げられて
私にとっては、心の準備ができる1年間でした。

父は、その10年前にがんを患っていて
当時は、手術で取り除き治りました。

2回目は、高齢だったので
抗がん剤治療を受けました。
ちょうど、コロナが流行り出したころだったので
コロナへの感染が、とても恐ろしく感じられました。

その1年は、心の準備ができる期間ではあったのですが
ステイホームや、外出禁止が出ていたころだったのと
抗がん剤治療中で、免疫力が下がっていることから
残念ながら、会える機会は本当に少なかったです。

抗がん剤治療のあとは、在宅で過ごしていましたが

自宅での階段の上り下りや、入浴、普通の食事をとることが大変だ
と、父がうったえ
もともと予定していた、緩和ケア病棟へ入院し
最後を迎えました。

昔から、健康にとても気を使っていた父だったので
自分で選択して
出来ることは、すべてやったのではないかと
思っています。
私もこんな最期がいいな、と感じました。

話は変わりますが
母の家系は、いわゆる「がん家系」で
「父、母、兄」50代60代でがんで逝き
「次は私だ」と、いつも言っていましたが
今年80を超えて、元気にしています。皮肉なモノです。

ウィルスや外部刺激などによる遺伝子変化が
がんの原因とは、なんとも…。

健康に、気を付けすぎるぐらい気を付けていた父が
がんを患ったので
これは、どうしようもないことなのかな
と思っていましたが
噂レベルでは、よく聞こえていたことですが

私は、すごく辛いモノが好きなので
辛いモノを控えようと思いました。