心理師 juneberry’s blog

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強みを活かしあえるコミュニティを、私がイメージしてみる

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ここ2、3日
昔から、人の弱みにばかり目がいってしまう母と
話す機会があります。

どうしても、欠点に目がいくようで
相変わらず
親戚の弱みを指摘する言葉や、そう言った会話ばかりで
私は、とてもしんどく感じました。

そして、本人はまったく気づいていないですが
娘の私にも、自慢話が多いんです。

ずっと、その視点を持って生きてきた78歳の母だから
何を見ても、批判の目線で、弱みばかりを探してしまって
強みにはまったく目がいかないようです。

母が手放しで、人の強みを褒められるのは
明らかに自分より劣ると思われる小さい子どもたちか
自分が太刀打ちできないような人たちだけです。

でも、その時の気持ち次第では
1年生の孫がそろばんを初めて、級をとった話を聞くと

「おばあちゃんは、小さい頃そろばんが得意で3級までとった」

と孫相手に、大人から見ると、中途半端な自慢までして
そろばんを始めたばかりの、1年生と張り合ったりもしています。

そんな母と久しぶりに会うと
弱みに注目する母の思考に、とても強い違和感を感じますが
よく行き来のある妹の言動の端々からも、そちら寄りになっている気がします。

今さら、根本から変えていくことは、難しいと思っていますが
母を取り巻くコミュニティが「強みを活かしあえるコミュニティ」だったら
みんなで、強みを褒め合いながら、話せる関係で
とても幸せだろうな、と感じました。
そして、とりあえずは
母自身も、あえて自慢をする必要がなくなるのだろうな
なんて想像しました。

でも「強みを活かしあえるコミュニティ」にはなれないという
私の思い込みも捨てなければならないですね。

フラットで考えてみるいい機会かも知れないな、と思いました。
そういう私自身が一番、母の弱みにしか目がいかない
張本人ですので…。

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