心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

「パッとしない子」辻村深月

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(1時間未満)

 

感想…

痛快だった。私もどこかで、学校の先生に対して同様のことを感じたことがあるのかも知れないな…

一軍の子供たちと仲良くする先生がどうこうではないが、大人しい子の意見に重きを置かない先生は見たことがある。特に小さい頃、幼稚園ではそうだった。

大人になって、その気持ちもわからなくはないが、とにかく痛快だった。

 

著者について(Amazonより)

辻村深月(つじむら みづき)
1980年、山梨県生まれ。読書好きで、小学生の時、綾辻行人の名作『十角館の殺人』を読んで感銘を受け、ミステリーの創作を始めた。高校時代から大学時代にかけて書き上げた大長編『冷たい校舎の時は止まる』で2004年にメフィスト賞を得て、デビューを果たす。謎解きを軸に青春小説へとジャンルを広げ、2010年、母と娘の関係をテーマにした長編『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』で直木賞候補に推された。2011年、長編『ツナグ』で吉川英治文学新人賞を受賞。同年、長編『オーダーメイド殺人クラブ』で二度目の直木賞候補となった。2012年、短編集『鍵のない夢を見る』で直木賞を受賞。他の長編に、テレビドラマ化された群像劇『本日は大安なり』、青春小説『島はぼくらと』、長編『ハケンアニメ!』『かがみの孤城』などがある。