本のご紹介「総理の夫」原田マハ
読み終えるまでの平均的な時間(7時間51分)
感想
今まで私が読んだ原田マハさんの作品と、テーマが違ったので、意外な感じがしました。
だから、読みすすめながらも
どんな最後になるんだろう…という思いがありました。
凛子のような総理大臣というよりも、凛とした女性への憧れと、本当にこんな総理大臣がいたらいいな…という気持ちになりました。
内容(「BOOK」データベースより)
20××年、相馬凛子は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。鳥類学者の夫・日和は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。妻の奮闘の日々を、後世に遺すべく日記に綴る。税制、原発、社会福祉。混迷の状況下、相馬内閣は高く支持されるが、陰謀を企てる者が現れ…。凛子の理想は実現するのか?感動の政界エンタメ!
著者について
1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科卒業。伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て、フリーのキュレーター、カルチャーライターへ転身。2005年「カフーを待ちわびて」で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し、作家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞を受賞。著書に『キネマの神様』『星がひとつほしいとの祈り』『本日は、お日柄もよく』『暗幕のゲルニカ』『リーチ先生』など多数。