心理師 juneberry’s blog

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自分も周りの人も大好きになる

以前にも、投稿したことがあるかも知れないですが
子どもの頃から少し前までは、自分のことが嫌いでした。
だから、今日のようなテーマの時に振り返って見ると
いつから自分のことを嫌いじゃなくなったのかな、と思います。

4、5年前くらいかなと思いますが
特に、これといったエピソードは思い当たらないです。
何かが、少しずついい方に変わってきていて
ま、いいことです。

自分のことが嫌いだった時には
周りの人も嫌いだったし
そんな自分がいる意味って…という思いがありました。
今では、自分でも「周りの人って誰だろう」って感じですが
漠然とした周りの人です。

そして、その頃は周りに不満がある人や
自分のことを嫌いな人が、何かしらの相談に来ていました。
人って、同じ臭いみたいなのを嗅ぎ分けるところ
すごいと思います。

今思えば、私も含めてそう言う人たちには
きっと、余裕がなかったと思います。
私のことを考えると
仕事や家庭やいろいろなところで、認められない思いだとか
それについて意見をしている自分に対しても、嫌な気持ちがあって
自分が嫌いだったと思います。

実家との折り合いが悪かったのですが
一昨年、父親の余命がわかった時に
このままじゃ、絶対に後悔すると思って
父親との関係を整理しました。

実は、小学5年生から結婚するまでの18年間
父親と口をききませんでした。
ちょっと引きますよね…。
私自身も、結婚する時に振り返ってみて
期間の長さに、自分でも驚きました。

今思うと、周りの情報に踊らされていたと思うこともあります。

結婚する時、母親は反対しましたが
父親は認めてくれていましたし
体裁をまったく気にしない、いい父親だったと思います。

自分が嫌いでなくなった理由、強いて言えばこれも関係あるかな…

一昨年前、癌だった父親が逝くまでには
私や私の家族からの感謝の気持ちも伝えられて
とりあえずは
私が、娘として自分が後悔しないように送れたと思っています。

そこも、自分の嫌いポイントが大きく一つ減った理由かも知れないです。

息子たちのことにしても、父親のことにしても
自分の思いをとおすのではなくて
相手の気持ちを聴くことや受け入れることって
結局、自分に余裕がないとできないんだな、と思います。

一番近い人たちとの関係が、上手くいっていない中で
自分が嫌いだったのかも知れないです。

周りの人も好きになっていくと
自然に自分のことも好きになっていくのかな、と。